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　◎には、大井に移籍して目下4連勝の(12)スターズテソーロを推します。それも近4走とも楽勝、前走のC1クラスも2着とは2馬身半差でしたが、3着馬には6馬身半差もつけています。今回は休養明けですが、楽に前へ行ける組み合わせ。また、中央時代は未勝利戦で先行して3着の実績があり、逃げないと脆いタイプではありません。今回は昇級戦になりますが、上位争いが期待できるでしょう。

　○は、前々走の350万下を前半3F35秒1-後半3F38秒4のハイペースで逃げ切った(12)ネオカナロア。前走のジュピター賞は、オーバーペースで逃げるパルドンを追い駆けて8着失速も、逃げ馬はオーバーペース大敗後から巻き返すことが多く、ここは期待しました。同型の◎スターズテソーロが競り掛けて行かなければ、巻き返しが可能でしょう。

　▲は、3走前にこのクラスをマイペースで逃げて2着の(11)ファイナルコール。近2走は外枠から出遅れて、外々を追い上げるロスの大きい競馬で5着、11着と大敗。悪い意味で石崎駿騎手らしい騎乗でした。今回は赤岡騎手に乗り替わり。五分のスタートでロスの少ない競馬ならば巻き返しが可能でしょう。この馬は4走前のC1クラスでは追い込んで勝利しているように、逃げにはこだわらない馬。どこまでロスのない競馬ができるかが鍵です。

　以下特注馬として、昨年6月の大井1400ｍ戦で現クラス勝ちの実績があり、3走前も勝ち馬と0.6秒差(5着)の(5)メモラブルドラゴン。近2走は折り合いを欠いてチグハグな競馬。スムーズな競馬ならば、巻き返せると見ています。

　あとは△に速い流れを後半型に徹したハイレベルの前走・ハッピーナイト賞では、3着馬とは0.1秒差(4着)と善戦した(11)オーシャンティ。勝ちに行くレースをした前々走・エキサイティングナイト賞は12着大敗を喫しましたが、末脚勝負ならば、上位争いが期待できるでしょう。

　他では中央時代は1勝クラスの馬で、佐賀の前々走・スイートピー特別でもハイペースで逃げて4馬身差の圧勝を飾った(11)カクリョウ。移籍緒戦の前走・ハッピーナイト賞では12着大敗を喫したものの、前走が実力ではないのは明らか。巻き返しを警戒します。

　最後に追走力不足の面がありますが、3走前の憲法記念日特別のように、逃げ馬がハイペースでレースを引っ張れば、2着、3着に来れる力はある(13)ブライトサーベル。3走前のようにペースの緩みを利して位置を上げて行くという意味では、内枠よりも外枠のほうがレースがしやすいはずなので、ここは一考します。