厳しい展開と進路だったので巻き返し可能！


＜予想＞

◎：ティーズハクア
船橋のロングスパート戦を終始3頭分外で

○：デスティネ
距離延長と相手関係で追走が楽になれば

▲：ラブラブパイロ
いつもの位置でも少頭数なら

△：ナッジ
積極的なレース運びができる相手になり



＜予想詳細＞

本命は、ティーズハクア

前走の皐月盃(OP:船橋2200m)は、内から前に行く馬が多くて、好位外の5番手で追走。2周目向正面でペースアップして、3コーナーに入るところから少し遅れて1.2秒差5着。

ペース的にも、前の2頭が早めにペースアップしてラスト4F12.3 - 12.5 - 13.8 - 14.4。OP特別なので相手が強かったのはあるが、その強い相手にこのペースでずっと3頭分外を追走。それは当然きつくなりますよという乗り方。


今回は、自己条件に戻って、鞍上が達城騎手に替わるのは魅力。

達城騎手は、主戦騎手で騎乗時に（2.6.0.8）。3歳時の桜花賞(浦和)では、スピーディキックの2馬身差2着に好走させている。

自己条件の大井外回りは、去年5月のさつき賞(A2)を達城騎手騎乗で、ブリッグオドーンの2着に好走している。近走は川崎ダ2000mで好走しているように、コーナーで緩む緩急のある流れは歓迎。無理せずに前にける相手なのも歓迎で、巻き返しに期待する。



相手は、3頭選択。

デスティネ
前走の東京中日スポーツ賞(A2B1:大井ダ1800m)は、前に行きたい馬が多くて後方3番手で追走。3～4コーナーは最内を走らせて、直線で外に出してじわじわ伸びて1.8秒差5着。2走前がスローペースだったので、テンから速い流れの違いで流れに乗れないまま終わってしまった。

今回は、距離延長と前に行く馬が少ない相手関係で追走が楽になるのは魅力。成長中だったとはいえナンセイホワイトといい勝負をしていた馬。流れに乗れたらあっさり勝っていい力はある。



ラブラブパイロ
前走の東京中日スポーツ賞(A2B1:大井ダ1800m)は、出脚が鈍くて最後方から追走。向正面に入って外から進出開始。3コーナーに入るところでは好位外の4番手まで上がって、直線でしぶとく粘って1.0秒差3着。

中盤でペースが上がっているところで位置を上げる馬にはきついレース運びだったが、長くいい脚を使って持続力を見せた。少頭数なら先頭までの差が小さくなるので、前走のレース運びでも脚を使いすぎずに直線に入れる可能性がある。流れに合う仕掛けができれば上位争い可能。



ナッジ
前走の東京中日スポーツ賞(A2B1:大井ダ1800m)は、位置を取りに行ったが外から被されて中団の6番手から追走。向正面でのラブラブパイロの進出を、内にいたので追いかけるのが後手にてなってしまった。4コーナーで動ける位置に出せて前を追ったが1.5秒差4着。

最初に被されて位置取りが悪くなり、仕掛けも後手になって流れに乗れなかった。積極的なレース運びができる相手になるので、好位で流れに乗れたら良化できていい。