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　◎ (8)ラストブラッサム

　前々走のB2・エイプリルスター賞で2着。3連勝を2度達成したこともある実力馬です。前走の草笛特別は内から出鞭を入れて逃げたカミノアカネに11番枠から競りかけ、3番手以下を大きく離して、前半4F47秒6-後半4F53秒3の超絶ハイペースを演出。カミノアカネは3～4角で失速し、差し、追い込み馬が台頭するなかで、4角先頭からしぶとく粘って3着。勝ち馬に1.1秒離されたとはいえ、上々の内容でした。前走で厳しい流れを経験したことにより、スタミナが強化されての前進が濃厚でしょう。


　○ (4)マーサマイディア

　3走前にB3・埼玉県馬事畜産振興協議会長賞特別を逃げ切り勝ちしているように、マイペースで逃げられればしぶとい馬。前走のマルチステッキ特別は、スタミナが不足する休養明けながら、9番枠から内の逃げ馬に競りかけ、外からも来られて、3頭並走状態の中でレースを進めたこともあり、3角手前で急失速してしまいました。しかし、今回は4番枠でハナを狙える組み合わせ。叩かれての変わり身も期待できるだけに、対抗評価としました。


　▲ (7)ピースフラッグ

　他ではデビューから5戦3勝、その3勝時が1400m～1500mで逃げ切りだった馬。1400m～1500mで唯一崩れたのは、2歳時の鎌倉記念ですが、当時はジョーロノをはじめとする先行勢が多数出走しており、それらと競り合ったためにペースが厳しくなって7着に失速したもの。悪い内容ではありませんでした。3歳になってからは不適距離の重賞を使われ、大敗の連続でしたが、今回は7ヵ月の長期休養明けにはなりますが、自己条件で相手がこれまでよりも楽。成長期の4歳馬だけに、休養中に成長している可能性も視野に入れて3番手評価としました。

　
　注 (2)レッドアーチャー

　これまでの5勝全てが逃げ切り勝ちという馬。しかし、10番枠から出遅れて好位の外まで挽回して行った前々走のB2・緑風特別も4着と好内容でした。また前走の草笛特別でも離れた3番手とはいえ、厳しい流れを先行しての4着に粘っており、極端に揉まれるような競馬にならなければ、ここも上位争いに加われると見て、特注馬としました。


　△ (3)ホーカスポーカス

　4走前のB2・川崎競輪杯の2着馬。休養明けの2戦目の前走、B3・エメラルドスプリントが4着と復調を示す内容で、ここも警戒しました。