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　◎には、新馬戦、シャイニングトレジャー賞と、一気の逃げから終い独走で2連勝を飾った(11)ナジャを推します。前走の鎌倉記念はしっかりと出して行ったものの、外枠からジョーロノが切れ込んで来て、挟まれる不利。少し位置を下げて、6番手からの追走になりましたが、5着と大崩れしませんでした。

　2～3走前が逃げ切りだっただけに、揉まれた場合の怖さはありましたが、揉まれる競馬になっても崩れなかったのは収穫。また、前走はジョーロノが大逃げを打って前半3F35.2-後半3F40.2の逃げ、先行馬にとってかなり厳しい流れになっただけに、先行して勝ち馬と0.8秒差は負けて強しと言えます。今回はテンの速いセカイノホシがハナを主張する可能性もありますが、2番手からの競馬になったとしても十分巻き返せると見ました。

　○は、3走前のシャイニングトレジャー賞ではナジャに引き離されたものの、やや手負けして後方から、向こう正面でペースアップするナジャを目標に3番手まで位置を上げ、2着に粘った(9)スセリヒメ。この馬は出脚が悪いのがネックでしたが、近2走で芝のレースを使ったことによる、スピード強化に期待しました。芝のスピード競馬を経験すると、レースの流れに乗りやすくなる効果があります。

　▲は、前々走のオオクワガタ特別では、後続を引き離して大接戦の2着と好走した(1)ライングトリップ。前走の小町特別は前々走で好走した後の一戦で大きく出遅れ、レースの流れに乗れませんでしたが、それでも4着と大崩れしなかったのは地力があればこそ。出遅れ癖があるだけに1000ｍの距離延長は吉と出る可能性が高いと見て、3番手評価としました。