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　◎には、3走前のダイオライト記念では、ウェスタールンド(後のアンタレスＳの優勝馬で、エルムＳ・2着)を撃破して優勝した(14)アナザートゥルースを推します。休養明けの前走・エルムＳは、楽に2番手につけて1700ｍにも対応しているものの、本来はもっと距離があったほうがいい馬。前走はこの馬本来の能力を出し切れていないので、ここでの前進が期待できるでしょう。

　○は、中央馬が相手の3走前の川崎記念で4着、遡れば昨年のジャパンダートダービーで3着の実績がある(6)ミューチャリー。休養明けの前走・マイルグランプリでは、前半4F48秒5-後半4F51秒4の超ハイペースを外から動いて、中団の内々をロスなく立ち回ったグレンツェントを2着に降して優勝。前々走でフェブラリーＳに出走し、スピード競馬を経験したことで、マイルにも対応しました。

　しかし、ミューチャリーは本質的には距離が長いほうがいいはず。強豪先行馬が揃ったここは、サルサディオーネはある程度、飛ばして行くことが推測されるだけに、展開の後押しもありそうです。

　▲は、昨年の名古屋グランプリの覇者で、3走前の川崎記念では○ミューチャリーと同タイムの3着と善戦した(12)デルマルーヴル。前々走のフェブラリーＳでは、前半で置かれ過ぎたあたりから、本質はステイヤーで、1800ｍでも短い感はあります。それでも昨年のレパードＳで2着に善戦しているように、差し馬台頭の流れになれば、1800ｍでも通用するでしょう。

　あとは△に4走目のマリーンＣでは初めてのグレードレースを制した(3)サルサディオーネ。4走前はマイペースの逃げでしたが、今年2月の報知グランプリＣ(船橋1800ｍ)では、4前半4F48秒9-後半4F52秒4の超ハイペースで逃げ切っているように、厳しい流れに持ち込んでもしぶとく粘れる馬。今回は報知グランプリＣよりも相手が強いですが、侮れないでしょう。

　他では、前走のジャパンダートダービーでは、前半5F61秒3-後半5F64秒6の超ハイペースを2番手から押し切って優勝した(10)ダノンファラオ。ただし、前走は前々走の鳳雛Ｓで前半4F47秒4-後半4F51秒1の超絶ハイペースを先行する、厳しい流れを経験したことが繋がった面があるのも確か。3歳馬だけに休養中の成長力は見込めますが、昨年のこのレースの覇者クリソベリルほどの実績馬ではないので狙い下げました。


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