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　◎には、2走前～4走前まで船橋で3連勝、それも圧勝の連続だった(17)エメリットを推します。前走のクラウンＣは外枠で、スタートが悪くリズムに乗れず、向こう正面から勝ち馬ウタマロを追い駆けるかのように、追いどおしで4コーナーでは4番手、直線では2番手まで位置を上げたものの、ラスト1Fで、マンガン、ストーミーデイに差されての4着でした。4コーナーまでにあれだけロスを作っては、最後に失速するのも当然でしょう。8馬身差の圧勝を収めた前々走と同じ船橋1700ｍ戦で、巻き返しを期待します。

　〇は、前走でこのレースのトライアル、ブルーバードＣを勝利した(1)デスティネ。前走は水の浮く不良馬場で前が残る中、メンバー断然の最速の上がりで差し切った(1)デスティネ。前走はこの馬なりに積極的にポジションを取りながらも、最後にしっかりと脚を使えたことに成長力を感じさせました。ただし、トライアル好走馬は本番での取りこぼしが多いだけに、ここは対抗評価までです。

　▲は、平和賞・3着、ハイセイコー記念・2着など、2歳時は重賞路線で活躍していた(7)チョウライリン。3歳になってからは目立った活躍はありませんが、手応えも悪く、調子落ちを感じさせる内容。しかし、この中間の追い切りは、久々に小久保厩舎の主戦に戻るのも納得の動き。相手弱化のここは一考の価値がありそう。また、この馬は末脚持続型だけに、1600ｍよりも1700ｍでしょう。

　以下特注馬として、目下3連勝目の前走・チューリップ賞では、やや速めのペースで逃げて6馬身差の完勝を収めた(2)アマルインジャズ。前走は相手が強くなかったのも確かですが、この馬は勢いがあります。今回は2Fの距離延長になりますが、前走時、ラスト1Fで再加速していることから、2Fの距離延長にも対応できそうです。

　あとは△に2歳時は重賞で足りない馬でしたが、3ヵ月の休養中の成長力に期待の(9)レイワデジタル。この馬もこの中間の動きが良く、成長を感じさせるものだけに、警戒が必要でしょう。

　他では、4走前のキュープラザ二子玉川杯では逃げて3馬身差の完勝、前々走のジーナフォンテンＭでは、折り合う競馬で勝利した(5)マーヴェルクエスト。この馬は揉まれない競馬をすると能力を発揮する馬。ここも外目に出して揉まれない競馬ができれば、面白いでしょう。

　最後に前々走のアザミ特別で2馬身半差の完勝を飾った(2)ヘブンリーキス。前走のクラウンＣは3コーナーで鞍上のレジェンドが苦しくなって下がってくる馬に自ら突っ込み、急ブレーキをかけて終了の競馬。全く競馬になっていなかったので、ここは一考します。


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