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1996年まで牝馬限定かつ南関東地区所属馬限定戦として施行されていた準重賞のマリーンカップを昇華させるかたちで1997年に創設されたダートグレード競走。これまでに2連覇を達成した馬はプリエミネンス(2001・2002年)、メイショウバトラー(2008・2009年)の2頭となるが、後者においては牝馬として史上最高齢となる9歳での重賞制覇でもあった。ほか、単勝オッズの最高配当勝利記録(35.4倍)を保持するトーセンジョウオーも2005・2007年と隔年で2勝を挙げている。また、2019年にラーゴブルー(川崎)が地方所属馬として12年ぶりの勝利を飾ると、翌2020年にもサルサディオーネ(大井)が2着に2馬身差を付けて快勝。南関東所属馬による2連覇は2003年ラヴァリーフリッグ(船橋)、2004年ベルモントビーチ(川崎)以来16年ぶりのことであった。
1997年に5~10歳(現在の4~9歳)の牝馬限定・指定交流競走としてレース創設。船橋ダート1600mで第1回が施行されてから現在に至るまで施行距離は変更されていない。なお、本競走で1・2着となった地方所属馬には同年に行われるスパーキングレディーカップへの優先出走権、5着以内の南関東所属最先着馬2頭(3歳馬を除く)には同年に行われるしらさぎ賞への優先出走権が付与される。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第27回 |
2023年4月12日
船橋
ダ1600m
|
ペルアア
JRA
牝4 岩田望来
野中賢二
|
第26回 |
2022年4月13日
船橋
ダ1600m
|
ショウナンナデシコ
JRA
牝5 吉田隼人
須貝尚介
|
第25回 |
2021年4月7日
船橋
ダ1600m
|
テオレーマ
JRA
牝5 川田将雅
石坂公一
|
第24回 |
2020年4月2日
船橋
ダ1600m
|
サルサディオーネ
大井
牝6 矢野貴之
堀千亜樹
|
第23回 |
2019年4月17日
船橋
ダ1600m
|
ラーゴブルー
川崎
牝5 御神本訓
内田勝義
|
第22回 |
2018年4月11日
船橋
ダ1600m
|
アンジュデジール
JRA
牝4 横山典弘
昆貢
|
第21回 |
2017年4月12日
船橋
ダ1600m
|
ホワイトフーガ
JRA
牝5 蛯名正義
高木登
|
第20回 |
2016年4月13日
船橋
ダ1600m
|
ヴィータアレグリア
JRA
牝5 戸崎圭太
高柳瑞樹
|
第19回 |
2015年4月14日
船橋
ダ1600m
|
サンビスタ
JRA
牝6 岩田康誠
角居勝彦
|
第18回 |
2014年4月9日
船橋
ダ1600m
|
ワイルドフラッパー
JRA
牝5 福永祐一
松田國英
|
第17回 |
2013年4月3日
船橋
ダ1600m
|
メーデイア
JRA
牝5 濱中俊
笹田和秀
|
第16回 |
2012年4月4日
船橋
ダ1600m
|
ミラクルレジェンド
JRA
牝5 岩田康誠
藤原英昭
|
第14回 |
2010年4月14日
船橋
ダ1600m
|
トーホウドルチェ
JRA
牝5 四位洋文
田島良保
|
第13回 |
2009年6月10日
船橋
ダ1600m
|
メイショウバトラー
JRA
牝9 福永祐一
高橋成忠
|
第12回 |
2008年4月2日
船橋
ダ1600m
|
メイショウバトラー
JRA
牝8 武豊
高橋成忠
|
第11回 |
2007年4月4日
船橋
ダ1600m
|
トーセンジョウオー
船橋
牝6 内田博幸
川島正行
|
第10回 |
2006年4月5日
船橋
ダ1600m
|
グラッブユアハート
JRA
牝6 安藤勝己
畠山吉宏
|
第9回 |
2005年6月1日
船橋
ダ1600m
|
トーセンジョウオー
JRA
牝4 後藤浩輝
國枝栄
|
第8回 |
2004年4月14日
船橋
ダ1600m
|
ベルモントビーチ
川崎
牝6 酒井忍
池田孝
|
第7回 |
2003年4月28日
船橋
ダ1600m
|
ラヴァリーフリッグ
船橋
牝4 石崎隆之
出川克己
|
第6回 |
2002年4月17日
船橋
ダ1600m
|
プリエミネンス
JRA
牝5 柴田善臣
伊藤圭三
|
第5回 |
2001年4月4日
船橋
ダ1600m
|
プリエミネンス
JRA
牝4 柴田善臣
伊藤圭三
|
第4回 |
2000年4月5日
船橋
ダ1600m
|
ヤマノリアル
船橋
牝5 張田京
後藤稔
|
第3回 |
1999年4月7日
船橋
ダ1600m
|
ファストフレンド
JRA
牝6 蛯名正義
高市圭二
|
第2回 |
1998年4月8日
船橋
ダ1600m
|
エフテーサッチ
浦和
牝6 森下博
小林文治
|
第1回は4月2日に施行。第2~8回は4月、第9回は6月1日、第10~12回は4月上旬、第13回は6月10日、第14回以降は4月上旬~中旬に開催されている。
施行場所:船橋ダート1600m
出走資格:サラブレッド系 3歳以上牝馬
1着賞金:3000万円
負担重量:グレード別定
3歳51kg、4歳以上55kg(南半球産の3歳馬2kg減、4歳馬1kg減)
ただし、下記[1]~[3]とおり加増する(2歳時の成績を除く)
[1]2023年4月7日まで
G1およびJpn1競走1着馬は3kg増
G2およびJpn2競走1着馬は2kg増
G3およびJpn3競走1着馬は1kg増
[2][1]の重量に加え
G・Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、さらに2勝ごとに1kg増
[3]負担重量の上限は3歳54kg、4歳以上58kg
(南半球産馬の上限は3歳52kg、4歳以上57kg)
1997年 | 5~10歳(現在の4~9歳)の牝馬限定・指定交流競走としてレース創設 ダート競走格付け委員会によりG3(国内独自)に格付け 船橋ダート1600mで第1回施行 |
2001年 | 出走資格を3歳以上に変更 |
2007年 | 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、格付け表記をJpn3に変更 |
2011年 | 東日本大震災の影響により開催中止 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2024年 | 全日本的なダート競走の体系整備に伴い、出走資格を3歳牝馬に変更 負担重量を定量に変更 施行距離をダート1800mに変更 |