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GRANDAME-JAPAN 3歳シーズン、そして南関東牝馬三冠レースの最終戦として施行されている3歳牝馬限定のダートグレード競走。これまでに南関東牝馬三冠を達成した馬は2006年チャームアスリープ1頭しかおらず、浦和(桜花賞)、大井(東京プリンセス賞)、川崎(関東オークス)と異なる競馬場を転戦することに加え、2000年以降は関東オークスでJRA所属馬を相手にしなければならないことが最大の難関たる所以。それでも地方所属馬はチャームアスリープ以外にも、2005年テンセイフジ(川崎)、2012年アスカリーブル(船橋)が勝利しており、近年も南関東所属馬を中心にJRA所属馬とも遜色ない戦いを繰り広げている。一方、JRA所属馬では白毛馬として史上初となる重賞制覇を飾った2008年ユキチャンが思い出深く、その人気ぶりから場内には「ユキチャン専用単勝窓口」が設置されたほどだった。
1965年に4歳(現在の3歳)の牝馬限定かつ南関東地区所属馬限定戦としてレース創設。2000年に指定交流競走へと昇華するとともにG3(国内独自)の格が付され、2006年からはG2(国内独自)、2007年からはJpn2として施行されている。また、1987年に東京プリンセス賞が創設されてからは南関東牝馬三冠の3戦目に位置付けられており、2010年からはGRANDAME-JAPAN 3歳シーズンの最終戦としての役割も担う。なお、本競走で1着となった地方所属馬には同年に行われるジャパンダートダービーへの優先出走権、1・2着となった地方所属馬には同年に行われるスパーキングレディーカップへの優先出走権が付与される。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第59回 |
2023年6月14日
川崎
ダ2100m
|
パライバトルマリン
JRA
牝3 戸崎圭太
林徹
|
第58回 |
2022年6月15日
川崎
ダ2100m
|
グランブリッジ
JRA
牝3 福永祐一
新谷功一
|
第57回 |
2021年6月16日
川崎
ダ2100m
|
ウェルドーン
JRA
牝3 武豊
角田晃一
|
第56回 |
2020年6月10日
川崎
ダ2100m
|
レーヌブランシュ
JRA
牝3 松山弘平
橋口慎介
|
第55回 |
2019年6月12日
川崎
ダ2100m
|
ラインカリーナ
JRA
牝3 武藤雅
武藤善則
|
第54回 |
2018年6月13日
川崎
ダ2100m
|
ハービンマオ
JRA
牝3 松岡正海
中舘英二
|
第53回 |
2017年6月14日
川崎
ダ2100m
|
クイーンマンボ
JRA
牝3 C.ルメ
角居勝彦
|
第52回 |
2016年6月15日
川崎
ダ2100m
|
タイニーダンサー
JRA
牝3 戸崎圭太
伊藤圭三
|
第51回 |
2015年6月10日
川崎
ダ2100m
|
ホワイトフーガ
JRA
牝3 大野拓弥
高木登
|
第50回 |
2014年6月11日
川崎
ダ2100m
|
エスメラルディーナ
JRA
牝3 C.ウィ
齋藤誠
|
第49回 |
2013年6月12日
川崎
ダ2100m
|
アムールポエジー
JRA
牝3 岩田康誠
野中賢二
|
第48回 |
2012年6月13日
川崎
ダ2100m
|
アスカリーブル
船橋
牝3 今野忠成
川島正行
|
第47回 |
2011年6月15日
川崎
ダ2100m
|
カラフルデイズ
JRA
牝3 岩田康誠
藤原英昭
|
第46回 |
2010年6月16日
川崎
ダ2100m
|
シンメイフジ
JRA
牝3 内田博幸
安田隆行
|
第45回 |
2009年6月17日
川崎
ダ2100m
|
ラヴェリータ
JRA
牝3 岩田康誠
松元茂樹
|
第44回 |
2008年6月18日
川崎
ダ2100m
|
ユキチャン
JRA
牝3 武豊
後藤由之
|
第43回 |
2007年6月13日
川崎
ダ2100m
|
ホワイトメロディー
JRA
牝3 安藤勝己
加用正
|
第42回 |
2006年6月14日
川崎
ダ2100m
|
チャームアスリープ
船橋
牝3 内田博幸
佐藤賢二
|
第41回 |
2005年6月15日
川崎
ダ2100m
|
テンセイフジ
川崎
牝3 石崎駿
八木正雄
|
第40回 |
2004年6月9日
川崎
ダ2100m
|
トーセンジョウオー
JRA
牝3 蛯名正義
國枝栄
|
第39回 |
2003年6月16日
川崎
ダ2100m
|
レマーズガール
JRA
牝3 武豊
湯浅三郎
|
第38回 |
2002年5月22日
川崎
ダ2100m
|
サクラヴィクトリア
JRA
牝3 蛯名正義
伊藤圭三
|
第37回 |
2001年5月16日
川崎
ダ2100m
|
マイニングレディ
JRA
牝3 柴田善臣
目野哲也
|
第36回 |
2000年5月17日
川崎
ダ2100m
|
プリエミネンス
JRA
牝4 柴田善臣
伊藤圭三
|
第35回 |
1999年5月19日
川崎
ダ2100m
|
ヤマノリアル
船橋
牝4 張田京
後藤稔
|
第34回 |
1998年5月11日
川崎
ダ2100m
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シバノコトエ
浦和
牝4 秋田実
宇野木数
|
第1回は5月23日に施行。第2回は7月27日、第3~12回は5~6月、第13回は9月23日、第14~16回は5月上旬、第17回は6月17日、第18回は5月12日、第19~21回は4月下旬~5月上旬、第22~25回は5月下旬~6月中旬、第26~37回は5月上旬~5月中旬、第38回は5月22日、第39回以降は6月上旬~中旬に開催されている。
施行場所:川崎ダート2100m
出走資格:サラブレッド系 3歳牝馬
1着賞金:3500万円
負担重量:定量
54kg
優先出走:桜花賞(浦和)の1着馬
東京プリンセス賞の1・2着馬
1965年 | 4歳(現在の3歳)の牝馬限定・南関東地区所属馬限定戦としてレース創設 川崎ダート1700mで第1回施行 |
1968年 | 施行距離をダート2000mに変更 |
1977年 | 川崎競馬場の騒擾事件により9月に順延 |
1998年 | 施行距離をダート2100mに変更 |
2000年 | 指定交流競走になる ダート競走格付け委員会によりG3(国内独自)に格付け |
2006年 | G2(国内独自)に昇格 |
2007年 | 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、格付け表記をJpn2に変更 |
2010年 | GRANDAME-JAPAN 3歳シーズンに指定される |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |