メニュー
現在は門別ダート1200mで施行されているダートグレード競走だが、かつては地方競馬を併催していた札幌競馬場、2008年に廃止されてしまった旭川競馬場でも開催されおり、距離も200m短い1000mだった。なお、2000年には13歳(現在の12歳)のオースミダイナー(北海道)がダートグレード競走の最高齢優勝記録を、2002年にはサウスヴィグラスがダート1000mの日本レコードとなる56秒8のタイムを樹立している。ほか、2002・2003年サウスヴィグラス、2006・2007年アグネスジェダイ、2012・2013年セレスハントの3頭が2連覇を達成。リピート好走はJRA所属馬に限らず、2019年に単勝185.3倍の人気薄ながら2着と健闘したメイショウアイアン(北海道)が、翌2020年に3頭横並びの接戦を制してダートグレード競走初制覇を飾っている。地方所属馬の勝利は2000年オースミダイナー(北海道)以来、20年ぶり3頭目の快挙でもあった。
1997年の創設時から2009年までは札幌、旭川、門別を舞台にダートグレード競走のなかでは最短距離となる1000mで施行されてきた。2010年以降は門別ダート1200mで定着しており、クラスターカップのプレップレースとしての役割を担うなど、ダート短距離戦線を歩む馬たちの主要レースのひとつとして位置付けられている。
1998年以降の優勝馬を掲載しています。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記と統一しています。
回数 | 開催日 | 優勝馬 |
---|---|---|
第27回 |
2023年6月1日
門別
ダ1200m
|
ケイアイドリー
JRA
牡6 藤岡康太
村山明
|
第26回 |
2022年6月2日
門別
ダ1200m
|
ダンシングプリンス
JRA
牡6 落合玄太
宮田敬介
|
第25回 |
2021年5月27日
門別
ダ1200m
|
ヒロシゲゴールド
JRA
牡6 北村宏司
北出成人
|
第24回 |
2020年6月4日
門別
ダ1200m
|
メイショウアイアン
北海道
牡10 落合玄太
田中淳司
|
第23回 |
2019年6月6日
門別
ダ1200m
|
ヤマニンアンプリメ
JRA
牝5 岩田康誠
長谷川浩
|
第22回 |
2018年6月7日
門別
ダ1200m
|
テーオーヘリオス
JRA
牡6 濱中俊
梅田智之
|
第21回 |
2017年6月8日
門別
ダ1200m
|
ニシケンモノノフ
JRA
牡6 横山典弘
庄野靖志
|
第20回 |
2016年6月9日
門別
ダ1200m
|
ダノンレジェンド
JRA
牡6 M.デム
村山明
|
第19回 |
2015年6月11日
門別
ダ1200m
|
シゲルカガ
JRA
牡4 勝浦正樹
谷潔
|
第18回 |
2014年6月12日
門別
ダ1200m
|
アドマイヤサガス
JRA
牡6 川田将雅
橋田満
|
第17回 |
2013年6月13日
門別
ダ1200m
|
セレスハント
JRA
牡8 福永祐一
松永幹夫
|
第16回 |
2012年6月14日
門別
ダ1200m
|
セレスハント
JRA
牡7 岩田康誠
松永幹夫
|
第15回 |
2011年6月16日
門別
ダ1200m
|
マルカフリート
JRA
牡5 福永祐一
増本豊
|
第14回 |
2010年6月17日
門別
ダ1200m
|
ミリオンディスク
JRA
牡6 蛯名正義
荒川義之
|
第13回 |
2009年6月18日
門別
ダ1000m
|
ヴァンクルタテヤマ
JRA
牡7 藤田伸二
武田博
|
第12回 |
2008年6月19日
旭川
ダ1000m
|
ジョイフルハート
JRA
牡7 武豊
小野幸治
|
第11回 |
2007年6月12日
旭川
ダ1000m
|
アグネスジェダイ
JRA
牡5 武豊
森秀行
|
第10回 |
2006年6月15日
札幌
ダ1000m
|
アグネスジェダイ
JRA
牡4 武豊
森秀行
|
第9回 |
2005年6月16日
札幌
ダ1000m
|
ハリーズコメット
JRA
牡4 藤田伸二
萩原清
|
第8回 |
2004年6月17日
札幌
ダ1000m
|
ディバインシルバー
JRA
牡6 安藤勝己
和田正道
|
第7回 |
2003年6月12日
札幌
ダ1000m
|
サウスヴィグラス
JRA
牡7 柴田善臣
高橋祥泰
|
第6回 |
2002年6月13日
札幌
ダ1000m
|
サウスヴィグラス
JRA
牡6 柴田善臣
高橋祥泰
|
第5回 |
2001年6月14日
札幌
ダ1000m
|
ノボジャック
JRA
牡4 K.デザ
森秀行
|
第4回 |
2000年6月15日
札幌
ダ1000m
|
オースミダイナー
北海道
牡13 藤倉寛幸
若松平
|
第3回 |
1999年6月10日
旭川
ダ1000m
|
ビーマイナカヤマ
JRA
牡6 鹿戸雄一
高市圭二
|
第2回 |
1998年6月11日
札幌
ダ1000m
|
カガヤキローマン
大井
牡6 石崎隆之
恒男
|
第1回は6月12日に施行。以降、大幅に施行日程が変更されることはなく、現在も5月下旬~6月中旬に開催されている。
施行場所:門別ダート1200m(外回り)
出走資格:サラブレッド系 3歳以上
1着賞金:2200万円
負担重賞:グレード別定
3歳53kg、4歳以上56kg、牝馬2kg減
2023年5月26日まで
G1およびJpn1競走1着馬は3kg増、
G2およびJpn2競走1着馬は2kg増、
G3およびJpn3競走1着馬は1kg増(ただし、2歳時の成績を除く)
優先出走:エトワール賞の1~3着馬
1997年 | 4歳(現在の3歳)以上の指定交流競走としてレース創設 ダート競走格付け委員会によりG3(国内独自)に格付け 札幌ダート1000mで第1回施行 |
1999年 | 旭川ダート1000mに移設 |
2000年 | 札幌ダート1000mに移設 |
2002年 | サウスヴィグラスがダート1000mの日本レコードを更新 |
2007年 | 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴い、格付け表記をJpn3に変更 旭川ダート1000mに移設 |
2009年 | 門別ダート1000mに移設 ヴァンクルタテヤマが門別ダート1000mのコースレコードを更新 |
2010年 | 施行距離をダート1200mに変更 ミリオンディスクが門別ダート1200mのコースレコードを更新 |
2017年 | ニシケンモノノフが門別ダート1200mのコースレコードを更新 |
2020年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |
2021年 | COVID-19の流行により無観客競馬として開催 |