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　◎には、昨年のエンプレス杯の覇者であり、強豪相手のブリリアントＳの2着馬でもある(3)プリンシアコメータを推します。この馬はゆったりとレースを運べる長距離が得意。前走のクイーン賞では、それまで重賞未勝利のクレイジーアクセルに大きく離されるなど、近2走は物足りない内容でしたが、立て直されての今回は変わり身を期待します。

　〇は、距離2000ｍの昨年のブリーダーズＧＣでは、◎プリンシアコメータを撃破して優勝した(7)アンデスクイーン。昨秋のレディスプレリュードを勝利した後は、行きっぷりが悪くひと息の結果でしたが、前走のＴＣＫ女王盃では大接戦の2着と復活。距離が延びる今回では更に前進があると見て、対抗評価としました。

　▲は、昨年の関東オークスでは、今年のＴＣＫ女王盃の覇者マドラスチェックを相手に完勝した(10)ラインカリーナ。この馬もその次走のブリーダーズＧＣで◎プリンシアコメータとハナ差・3着と好走しているように、長距離が得意。前走の佐賀記念では終始 ナムラカメタローにプレッシャーを掛けられ、オーバーペースで逃げたためにちぎり倒されましたが、マイペースのレースができれば、巻き返せるでしょう。

　あとは△に昨夏に地力をつけて、シンデレラマイルトライアルを勝利し、本番でもトライアルで撃破したローレライと大接戦の3着に好走した(1)サンルイビル。前走のＴＣＫ女王盃はシンデレラマイルで好走した後の一戦だったこともあり7着に敗れましたが、今回での巻き返しを期待します。マイル戦だと追走に苦労している面があるだけに、ある程度、ポジションを取って行けるこの距離は悪くないでしょう。

　他では、前々走のクイーン盃を逃げて完勝した(2)クレイジーアクセル。前走・ＴＣＫ女王盃は初重賞制覇を果たした後の一戦の上に、サルサディオーネに競られて、外からマドラスチェックに早めに上がって来られる苦しい展開。結果、11着にに大敗しました。今回も同型馬が多い一戦ですが、逃げ馬は大敗後に巻き返すのがセオリー。ここも警戒したほうがいいでしょう。

　さらに今回が初ダートになりますが、ＪＲＡ3勝、紫苑Ｓを制したビッグネームの(5)パッシングスルー。この馬の母は初ダートの関東オークスで4着と好走したマイティースルー。この馬もそこまで切れる脚がなく、ダートをこなしても不思議ない馬だけに一考しました。