阪神1,600m
※自分用メモなので随時更新します。
前半:向正面からのスタートで、京都外回りマイルに似た形態。因って、後半特化の競馬になりやすく、相対的に前目に付けられて尚且つ直線でキレを発揮できるタイプが理想。
後半:4コーナーを下りながら加速をつけて、470mの急坂あり直線を駆け上がる。瞬発力が必要なので、ジリ脚よりもスパッとキレる脚を使える馬の好走が目立つ。早熟、マイル、瞬発力とディープ産駒の台頭が顕著。

☆ラッキーライラック
この世代の女王で、桜花賞と相性抜群のチューリップ賞勝ち。先行できて上がり33.3の一位タイと現状死角が見つからない。世代トップクラスのマウレア、リリーノーブルにも2度の完勝と勝負付けも済んでおり、他路線組の警戒は必要であるが、現状の完成度から比較するにまず逆らわない方が良い。鞍上石橋脩のG1成績くらいが不安要素であるが、複軸であればかなり固い印象。

☆アーモンドアイ
前走シンザン記念で次元が違う脚を披露。稍重でパワー型先行馬の2頭が前で残る中でのキレは桜花賞での好走に光明を見出すレースであった。しかし、牡馬混合戦と言えど降した相手が一線級から少し下のレベルの馬ばかりであるし、毎レース出遅れている点も割引。TSは非常に良いものを持っているディープ産駒なので高い評価をせざるを得ないが、ラッキーライラック比較だと安定度は格段に落ちるか。

☆マウレア
チューリップ賞2着で、その後栗東に滞在。桜花賞への本気度が伺える。全姉が2013年桜花賞馬のアユサンで血統的な背景からも好勝負に期待。クイーンCでの惨敗から前半は速くない方が良さそう。

☆リリーノーブル
チューリップ賞3着。ラッキーに2戦2敗で勝負付けが済んでいるが、全成績が馬券内と安定度は高い。G1らしいラップを刻んで持続力が必要になっても対応できるだろうし、完成度がタイプと見る。チューリップ賞の後半ラップに対応できるのであれば、TS戦でも見劣りしないしここでの好走にも期待。