先週来、無観客競馬は穴党の墓場だと言い続けてきましたが、本日のメイン・エリザベス女王杯も1番人気のラッキーライラックが優勝！
4月以降、ことごとく1番人気馬が連対するＧＩレースが続いております。

正確なデータを取ったわけではなく、あくまでも私の感覚的な判断ですが、無観客競馬の傾向として下記が挙げられます。
①総じてスローペースが多い。
②道中の激しさが無い。
③とりわけ注目度の高いＧＩレースは、他馬のジョッキーが本命馬の単勝馬券でも買ってるとしか思えんような協力的な騎乗を行い、本命馬が不利を被ることなくスムーズにレースを運ぶ。
④波乱を期待するなら特別戦ではなく条件戦。

無観客競馬になって全く荒れなくなったのか？と言われれば決してそうではありません。
例えば今日の福島１Ｒは大波乱でした。
サマーシリーズだって高配当が続出した日もありました。

しかし、やはり全体として競馬がマイルド化した印象は否めません。
全てのレースがそうだとは言いませんが、多くのレースがまるで調教の延長線上にある模擬レースのように穏やかであり、ジョッキーの乗り方も安全運転に徹している。


無観客競馬マイルド化の理由として考えられるのが、まずはＪＲＡの思惑。
前の日記にも書きましたが、重量レースしか買わないライトな競馬ファンのために誰でも当たるような馬券を量産してコロナ以降に参加した新規顧客層の底辺を広げること

もうひとつが、やはり観客の歓声や競馬場の熱気のようなものが無観客競馬だと欠如するのでジョッキーが冷静かつ円満に騎乗し、その結果馬が実力通りに走ること！
このことは先日行われた井上ＶＳマロニーの世界バンタム級タイトルマッチでも感じました。
なぜか観客が居ないと波乱が起き難いような気がしました。


・爆益舎の対策
無観客競馬に波乱無し・・・このことは今年の秋口から薄々感じていました。
私のように荒れてナンボの穴専科の人間にとっては、かつて経験したことの無いようなアゲインストの風が吹いているわけです。

じゃぁどうすれば良いのか？？
答えは簡単！
馬券を買わずにレース観戦すれば良いだけの話です。

このことは何も今週から始めたのではなく、秋天でアーモンドアイが勝ち、またもや吐き気のするような低配当レースを見せられた時点で心に決め、そして先週から実践しております。

そして画像は今週のＰＴＡ投票履歴。
この土日で72Ｒが施行されましたが、リアル馬券を買ったのはエリザベス女王杯の１レースのみ。　　
金額も800円でした＾＾

なので今週の馬券の損はマイナス800円ということになります。
今週の全72Ｒ中71Ｒを見送って本当に良かったと思う。
今日は荒れてナンボの福島記念まで吐き気のするようなガチガ低配当チ決着でしたからね。

来週から有馬記念までＧＩレースが続きますが、無観客競馬（限定的人数の場合も含む）が続く限りその週のメインレースだけ700～800円買って、あまり多くない小遣い銭を守ろうと考えております。

従いまして、リアル馬券を買わないのですから予想コロシアムへの登録もメインレースのみになります。



誤解のないよう申し上げますが、何も私は本命サイドの競馬がダメだと言ってるのではありません。
馬券の好みは人それぞれ・・・

ただ・・波乱好みの私としては毎週毎週人気馬が人気に応えて勝利するレースばかり見せつけられると心底ウンザリ・・・
今日のレースにしても「またルメールの1番人気かぉ！」って感じです。
前夜からあれこれ予想して穴馬探しする行為が無意味に思えてきた。
そして何より馬券代がもったいないです！

なのでしばらくリアル馬券から距離を置こうと決めた次第でございます。

週のメインレースだけは700～800円買いますが、次週のマイルチャンピオンシップでもグランアレグリアを捨てて、万馬券狙いに徹する姿勢は些かもブレません。

当然に馬券は外れることでしょう　（爆