今週末から舞台は中山と阪神へと移動して秋競馬のスタートです。

【セントウルS】
フルゲート16頭に20頭の登録があるが、大体の力関係はハッキリしているような印象。
概ねウリウリとストレイトガールとハクサンムーンの三つ巴ムードだけど、過去10年の勝ち馬は全て夏場を使われていることから、素直にCBC賞勝ちのウリウリから入る一手でいいんじゃないの？
ストレイトガールもハクサンムーンも（過去10年では）勝ちのない6歳馬だし。
ウリウリの不安点は阪神コースで勝ち星がないことだけど、中京の1200は阪神コースの実績をチェックすればいいと思っているのでCBC賞勝ちは苦手克服の証なのかと。
穴っぽいところではリトルゲルダの巻き返しとバーバラの食い込みだろうけど共に6歳なので2着があれば上々かと。
それならばミッキーラブソングの方に食指が動く。あとはミルコを配したアースソニック。馬券対象になりそうなのはこの辺までかな。

【京成杯AH】
過去10年で1番人気の連対ゼロ、そして3着に1回だけと荒れそうな雰囲気だけは充満しているこのレース。
ただ、2番人気と3番人気で合わせて8勝しているのでそこまで大振りしない方がいいというのが悩ましいところ。オッズで判断しようとすると、おそらく時間帯でコロコロと人気順が変わると思うので、そこはブレない判断が必要か。

フルゲート16頭のところに30頭が登録してきたが、出走の意思があるのは18頭のようです。
注目するのは目下5連勝中の『前走1着馬』。該当するのはレッドアリオンとケイティープライドの2頭だけ。
もちろん格は重賞2勝のレッドアリオンだが、基本的に大箱コースの外枠で揉まれないと能力全開というタイプだけに小回りの中山には不安があるのは残る。
じゃあケイティープライドで問題ないかというと、回数は多くないとはいえ関東圏の出走で連対ゼロというのは心許ない。正直なところ『ヒモで一考』の域は抜けない。

狙ってみたいのは、過去10年で勝ち馬のいない6歳馬だがルメールを確保したダローネガ。セントウルSでしきりに6歳馬の勝ちがないことを強調したけど、あちらは別定のＧ?でこっちはハンデのＧ?なのでどっちのデータが壊れやすいかといえば後者でしょw
まあここ数戦の相手関係を見ればここでも主役を張れると言っていいでしょう。

3歳馬3頭は一長一短あって中心に推すにはリスキーなところもある。一応、グランシルク→アルビアーノ→ヤングマンパワーの順だが印の序列は枠順とオッズ次第の面は否定しない。
他ではシャイニープリンスとスマートオリオン辺りは無下にはできない感じ。
いずれにせよ中心はダローネガで揺るぎないが相手選びはなんとも言えない感じです。

《心の声》
このサマーシリーズ。
Ｇ?が1着12点とちょっとポイント高めに設定してあるなら、オープン特別を準重賞みたいな扱いでサマーシリーズに組み込めないものかね。1着8点と安い設定でもいいからさ。