【展望・見解】

7頭立てという小頭数で、人気馬4頭と他馬に能力差を感じているレースだけに馬券の買い方が肝となる。

将来を担う4歳馬が能力的に上位とも思えるが、スンナリと逃げられそうなテリオスベルが力を発揮できそうな展開も想像できるし、先行する3頭をマークしながら漁夫の利を得そうなプリティーチャンスにも右回りで爆発力発揮も考えられる。

本来は着順までキッチリ順位付けしての三連単フォーメーションで仕留めたいレースだが、弱気の1頭軸マルチ馬券でオッズ高めを期待するか・・・。



【最終予想】

◎グランブリッジ　牝4　56　川田

前走クイーン賞でテリオスベルの逃げに屈しての0.4差は不満だが、ＪＢＣでヴァレーデラルナを追い詰めた脚力は魅力だ。

ブリーダーズＧＣのようにテリオスベルに捲らせない競馬も出来るし、鞍上川田なら積極先行策、大井は初めても、他の地方競馬場を経験しているし、直線長い分今回はヴァレーデラルナより上位に取りたい。

○プリティーチャンス　牝6　56　ムルザバエフ

前走のＪＢＣレディスクラシックは最後の直線で前が詰まり、追いにくい場面があり、まともなら際どい勝負になっていた感もあります。

ブリーダーズＧＣではグランブリッジを0.0差まで追い詰めた脚力は右回りで爆発しそう。

相手も4歳となり斤量差がなくなる分もプラスで、4歳2強に割って入るとしたら彼女に違いない。

▲テリオスベル　牝6　56　江田

ド派手なレース振りから安定性に欠けると思いきや、地方交流重賞では1-2-1-1と堅実。

どこかで先手をとれさせすれば粘り腰を発揮する、今回小頭数だけにとても怖い一頭。

△ヴァレーデラルナ　牝4　56　岩田望

4連勝でＪＢＣレディスクラシックまで制してしまった上昇馬、

その内容も四角でテリオスベルに外から捲られ、一旦交わされてからの差し返しで、更にグランブリッジの猛追を抑えきったあたりの強さは本物。

今回は初めての大井競馬場と56キロで古馬との斤量差がなくなることが懸念材料も、有力候補。