【展望・予想の肝】

能力という点でいえば、ダノンザキッドが一枚抜けている感あるのは確かだが、今回への勝負度合を考えると好位からの積極競馬にはなりそうもなく、パンサラッサなど逃げ馬が多い今回は縦長の流れを予想すると後方から脚を使うレースとなりそうだけに差し遅れが大きく懸念され軸には不向きと判断、となれば残りのメンバーで考えれば能力拮抗だけに、ハイペースまで予想される展開での持続力勝負と

開幕週だけに好位に取り付ける機動力と時計勝負に対応できる馬を狙っていくべきレースであろう、今年の中山記念は波乱を想定した予想を組み立てたい。



【見解】

既に8歳馬も、中山適性と好位をとれる機動力、昨年同様に積極的に四角先頭競馬を仕掛ければ、人気薄ながらウインイクシードを、

本命に抜擢したい、中山1800Mがベストな舞台と考えれば、ここが勝負レース、攻めてみたい。

相手筆頭には、こちらも人気薄マルターズディオサ、戦績から安定感がないように見えるも、斤量が結果を大きく左右する馬、今回の54キロでは4-3-1-0と完璧、55キロを超える斤量では0-0-0-8・・・。

鞍上強化も加えると狙うなら今回だ。

単穴にはヒュミドール、重賞未勝利も昨年から着実に力をつけている、位置取りが悪くなってしまいそうも、乱ペースまであれば、息の長い末脚が炸裂する場面はありそうだ。

抑えには皐月④着と強力世代でクラシック好走馬アドマイヤハダル、

今回が目標とは言えないが能力上位のダノンザキッド。



【最終予想】

◎ウインイクシード　牡8　松岡

○マルターズディオサ　牝5　戸崎

▲ヒュミドール　セ6　Ｍデムーロ

△アドマイヤハダル　牡4　横山武

△ダノンザキッド　牡4　川田

×ワールドリバイバル　牡4　津村

×ゴーフォザサミット　セ7　北村宏

×コントラチェック　牝6　丸山



※買わない人気馬

危：パンサラッサ　内枠にトーラスジェミニ、スタートして直ぐにコーナーを迎える中山1800ｍのコース形態で先手を取るまでに苦労しそうであること、急坂コースでの戦績、開幕週の時計勝負と人気の逃げ馬にしては懸念材料が今回は多すぎる、福島記念の強さ認めるも、今回はご遠慮願いたい。

危：カラテ　中山コース適性があるというよりも、中山マイルという、

ワンターンに近いコース形態に適性があると思っています、周回コースの1800Ｍは正直微妙、位置取りも後方からになるであろうし、縦長の展開で開幕週では厳しいと言わざるを得ません、時計勝負になるのもプラスとは思えず、高橋調教師の引退にともなう詰まったローテも良いとは言えない、能力通用とは思うが上位人気では買えません。