＜【MLB】カーショーが“人間”ダルビッシュを絶賛、投球以外で感心する一面とは…＞

という見出しのFull-Count（10/20(金) 7:30配信）の記事を以下に。

＜シーズン途中で新チーム移籍も、成長を求める探究心は変わらず＞

　ドジャースのダルビッシュ有投手がポストシーズンで強烈な輝きを放っている。17日（日本時間18日）、敵地で行われたカブスとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦に先発登板し、初回に先制被弾しながら7回途中を1失点と力投。打席では、満塁の絶好機で押し出し四球を引き出し1打点も記録。投打で勝利に貢献し、ポストシーズン2勝目を挙げている。ワールドシリーズ優勝請負人としてレンジャーズからトレードでやってきた日本人右腕の人間力を、ドジャースの絶対的エース左腕クレイトン・カーショー投手も賞賛している。

　19日（同20日）の第5戦で先発するカーショーは、第4戦を前に記者会見に臨んだ。その席では自身のことはもちろん、前夜投打のヒーローとなったチームメートについての質問も受けた。ダルビッシュは7月のトレード期限でドジャースに移籍して以来、投球フォームの修正など様々な努力を経て、ポストシーズンでの圧巻投球につなげた。同じ投手として、その苦労をどう見るか質問された左腕は、ダルビッシュの“伝説のジョーク”を掘り起こした。

「そうだな。（努力したのは）彼の格好いい顔以外はね。確かそう言ったんだよね（笑）」

　ダルビッシュは、ダイヤモンドバックスとの地区シリーズ第3戦前日に行われた会見で、地元メディアから「球団からここだけは変えないでと言われた箇所は？」と質問されると、「ファーアン（ザイディGM）とフリードマン（球団社長）から言われましたが、その格好いい顔だけは変えないでくれと…」と、ドヤ顔でジョークを飛ばし、会見場を爆笑の渦に巻き込んでいた。

　ここぞとばかりに、ダルビッシュのイケメン自慢をひとしきりいじったカーショーは、間近で見るチームメイトについて話し始めた。

＜最強左腕も感心「彼ほどの成功を収めた人物が持つには、本当にクールな一面」＞

「そこ（修正）の点では、彼は他人の意見によく耳を傾けている。ペナントレースの真っ最中に新しい球団にきて、自分がトレードにふさわしい投手だと証明したい。そんな状況は自分には想像すらできない。しかも、フリーエージェントを目前にして、自分のスキルを証明しながら、自分自身を高めるために試行錯誤を繰り返す。ユウはその点に関して素晴らしい努力を続けているんだ」

　今季終了後にFAとなるダルビッシュは、先発投手市場の中でも目玉と目されている。すでに先発ローテのトップを任せられるという高評価を受けているが、常に高みを見続け、たゆまぬ成長を求める姿に、メジャー屈指の左腕も感銘を受けたようだ。栄養学、トレーニング方法やピッチングのフォーム改造など探究心の深いダルビッシュは、新チームでもチームメイトやコーチ陣に様々な意見を求めているようで、他人の意見を貪欲に求める右腕について「彼ほどの成功を収めた人物が持つには、本当にクールな一面」と絶賛している。

　猛者揃いのドジャース先発ローテーションを牽引する、サイ・ヤング賞を3度受賞した絶対エースは、投手としてのみならず、人間としてのダルビッシュを高く評価していた。

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こうなると、やはりカブス（昨年ワールドシリーズ勝ってるし）には申し訳ないが、今日の第５戦でドジャースが勝利し、ワールドシリーズに進出して欲しいですね。そして、カーショー、ダルビッシュの熱投を観たい！