血統
サンデー系、その中でもアグネスタキオン、ダンスインザダーク産句がいいが、今年は不在。
父母父や母母父にボールドルーラーの血統を持つ馬（１０、１６,１７番）の活躍が目立つ。

京都２０００で相性の良い血統は、サンデー系（特にステーゴールﾄﾞ産句今回該当馬なし）、ロベルト系（１６番）、グレイソブリン系（４，１５，１７番）
の血統を持つ馬。

ステップレース
過去のステップレースを見るとローズＳ組断然。
クイーンＳ組は、出走頭数が少ないからか、それほど成績が良くない。過去十年で３着以内に３頭入っている。
他は、Ｇ１を勝っている実力馬が、札幌記念や宝塚記念などから参戦して３着以内に入っている。

◎：４番
この馬の血統は、父グレイソブリン系（京都芝２０００成績いい）と母父サンデー系で、秋華賞にピッタリ合う血統ではない。
但し、姉妹にオークスを勝ったトールポピーがいる良血で、Ｇ１を勝っても不思議じゃない血統である。
この馬の兄弟は、早熟でもあるが、この馬自身は、春のクラッシックを使ってない事から、それほど消耗してないので、
問題ないと思う。
　
力量的にみても、阪神ＪＦ（Ｇ１）は、出遅れて大外を廻って４着の強い内容の競馬だったし、古馬混合重賞のクイーンＳ
も勝っていることから、十分足りる。
（この時期の３歳は、古馬混合１６００万クラスで好走出来るくらいの力があれば、Ｇ１でも足りる。）
あとは間隔が開くのでローテーション的にどうかだが、その点も鉄砲掛けする馬なので、問題ないと思う。

○：９番
この馬はご存知の通りオークス馬だが、前走のローズＳを大敗。普段は、前走惨敗した馬を評価しないが、今年は
他に良いと思う馬がいないので、この馬を対抗にした。血統は、サンデー系のデュランダル産句なので問題ない。
前走は、直線で息切れをしたということで、調教が足りなかったのかもしれない。今回は、ビッシリと調教も
積んでいるので、巻き返す可能性はあると思う。

▲：１５番
血統は父がグレイソブリン系、母父サンデー系の組み合わせで本命馬と同じ。ローズＳ２着馬で、ローズＳ組は毎年３着以内に
入っており、特にローズＳ１，２着馬の成績がいい。また、オークスでもそこそこの競馬をしており、力量は、さほど見勝らない。
また、毎年後ろからの追込み馬がきており、この馬の末脚にも期待したい。

穴は、ボールドルーラー系の血統を持つ、１０番が面白いと思う。前走紫苑Ｓで惨敗したが、この馬の異父兄にポップロックが
いる。Ｇ１を好走しても申し分ない血統である。

※１番人気馬：１１番
この馬は、成績が安定していて、Ｇ１３戦ともに３着以内に入っており、前走のローズＳも勝ってる。但し、トライアルを勝って、本番を
勝てない馬は、Ｇ１を勝つには何かが足りないのだと思う。
血統も父クロフネ産句は、京都より阪神の方が合う馬で、その辺も割り引きたい。