勝負レースは、３連複１点目（◎○▲）の確率が最も高いレース（新馬・障害を除く）を指定しています。
結果指数は、左から１走前～５走前です。

◎ドゥラメンテ

前走の皐月賞は、期待を大きく上回る圧倒的なパフォーマンスで一冠を制した。よどみが無く追い込みには厳しい流れを、大きくバランスを崩した体勢から直線だけで余裕を持って差し切ったレースは、皐月賞組とは既に勝負付けが終わったと言っても良い内容だった。ただ、皐月賞の見解（http://umanity.jp/coliseum/coliseum_view.php?race_id=2015041906030811&user_id=3100000012）でも指摘したように、現状では瞬発力に大きく偏っており、皐月賞は持続力の裏付けを得られる内容ではなかった。負ける可能性があるとすれば、そこがポイントになる。掛かり気味の追走になり瞬発力を爆発させきれない場合に、持続力タイプの馬に競り負ける可能性が出てくるが、共同通信杯の結果を見れば、折り合いを欠いて自滅でもしない限り、勝ち負けに持ち込める必至。

○リアルスティール

前走の皐月賞は、好位から堂々と抜け出す完璧なレース内容で圧勝かと思われたところを、ドゥラメンテに並ぶ間もなく交わされての完敗だった。あのレースを見ると、逆転は難しいようにも思えるが、勝機があるとすれば脚質の違い。瞬発力偏重のドゥラメンテに対して、リアルスティールは持続力寄りの脚質。この持ち味の違いを活かすことが出来れば、逆転の可能性が出てくる。

▲サトノクラウン

前走の皐月賞は、出負け気味のスタートに加えて、直線入り口ではドゥラメンテに前をカットされる不利もあって、掲示板にも乗れない結果に終わったが、直線での伸び脚を見ると不利が無かったとしても勝ち負けに持ち込むのは難しかった。ただ、２強と比較して、この馬には瞬発力と持続力のバランスという持ち味が有る。３連勝中に見せたような立ち回りの上手さを活かせれば、皐月賞の汚名は返上できる。