PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にジェラルディーナ(-1.7pt)、トウシンモンブラン(-1.3pt)、レッツゴーアスク(0.7pt)、プリュムドール(1.3pt)、ミスフィガロ(2.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　そこで◎には、前半4F49.5－後半4F46.5の超絶スローペースの新馬戦では、メンバー最速の上がりを記録と、素質の高さを見せていた(11)トウシンモンブランを推します。前々走はスタートでアオり、馬場の悪い内を通って勝ちに行く競馬。最後は外から交わされましたが、強い内容の3着でした。

　前走もスタートで立ち遅れて内の馬と接触し後方から。そこからポジションを取りに行くロスの多い競馬でしたが、それでも直線ではいったん先頭で2着。出遅れ癖は懸念材料ですが、能力自体は未勝利クラスでは上位と判断できます。さらなる前進を期待します。

　○は、京都芝1600ｍの新馬戦で3着と好走し、キャリア1戦ながらも能力値5位にランクインの(13)ミスフィガロ。前走の新馬戦は平均ペースでしたが、14番手からメンバー最速タイの上がりをマーク。このタイプは自ら動くと脆い面を見せる可能性もありますが、キャリアの浅さからさらなる前進があっても不思議ありません。