PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にバウンシーダンス、グレナディアガーズ(ともに-2.0pt)、リスカム(0.3pt)、タイフォン(1.3pt)、サジェス(1.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　そこで◎には、新馬戦では次走でりんどう賞を勝利するサルビアと0.1秒差、3着馬を0.6秒突き放して好指数の2着だった(8)グレナディアガーズを推します。前走は4着でしたが、結果圧勝したレッドベルオーブを負かしに行ってペースがきつくなっての4着。内容は悪くありません。ここは十分に巻き返しが期待できます。

　○は、休養明けの前々走ではスタートが良くなかったものの、二の脚の速さで先頭に立ってハイペースで逃げ、最後までしぶとく粘って2着を死守した(9)リスカム。前走は休養明けで好走した疲れが出たようで指数を落としての4着でしたが、3戦目の今回では巻き返しが濃厚。ただ、逃げて結果を残した馬だけに、逃げられなかった場合の気性の不安があり、対抗評価までとしました。

　▲は、芝1800ｍの前走、新馬戦から一気の距離短縮で期待の(5)ゴールデンプルーフ。前走ではレースの流れに乗って3番手とスピードは見せられていたものの、直線では伸びずの7着。この内容からも今回の芝1400ｍが吉と出る可能性が高いでしょう。