PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にコーカス(12.7pt)、クラークキー(12.3pt)、キングパール(12.0pt)、エフティスパークル(11.0pt)、トータルソッカー(9.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、このクラスで2着1回、3着3回の実績がある(9)トータルソッカーを推します。この馬は、前々走の高湯温泉特別でメンバー最速の上がりを駆使して勝利。前走の霞ヶ浦特別は直線の内が詰まり、全く競馬になっていませんでした。今回のメンバーは逃げてこそのタイプが多く、ある程度レースが流れそうな気配。自在性があり、レースの流れに乗れる可能性が高いことと、連闘で勝負がかりの意気込みを買って、この馬を本命としました。

　○は、4走前の石和特別ではコーラスにクビ差差されたものの、一旦先頭に立った内容は、コーラス以上の(14)エフティスパークル。休養明けで大外枠の前走・習志野Ｓは、前半5Fが極端なスローペースでラスト5Ｆ目から11秒台の脚が求められ、内々で立ち回った馬が有利の中、終始外々を回っての7着凡退。今回も大外枠ではありますが、前半からレースが流れることが想定されるだけに、この馬を対抗としました。