PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にグローブシアター(18.3pt)、ムイトオブリガード、ルックトゥワイス(ともに17.3pt)、コウキチョウサン(16.0pt)、グランドサッシュ(15.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　このレースは、外からグローブシアターがハナを狙う展開。しかし、内枠の横山典騎手のムイトオブリガードが楽に行かせるかどうか…‥。また、隙あらばマイネルカレッツァも前を意識して動いて行くでしょう。ムイトオブリガードの出方次第でスローペースにもハイペースにもなると見ています。

　よって、◎には、芝路線に転向して着実に軌道に乗った(10)ムイトオブリガードを推します。この馬は出遅れた前々走の青雲賞でも勝利アしているように、逃げ、差し自在。どの位置からでも動けるのが魅力です。今回はオープン級の能力を持ったグローブシアタールックトゥワイスなどの強豪が相手となりますが、芝2400ｍ～芝2600ｍでは底を見せていないだけに、この馬を本命にしました。芝のキャリアの浅さから、伸びしろもあるでしょう。