PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にマッチレスヒーロー(22.3pt)、キクノストーム(21.7pt)、タガノエスプレッソ、ファッショニスタ(21.0pt)、プレスティージオ(20.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するスタイルで予想を行っています。

　しかし、今回の◎には、デビューから芝路線を走っていた馬で、芝では重馬場が得意、準オープンの山城Ｓでは重馬場で後の高松宮記念の勝ち馬ファインニードルをちぎった実績もある(6)ウインムートを推します。この馬は、近走はダートに路線転向して上昇。すでにオープン・エニフＳを勝利しています。近2走は自分のレースが出来ず、2桁着順に大敗していますが、立て直されての今回は巻き返しを期待。

　〇は、昨年のＴＣＫ女王盃、エンプレス杯を連覇した(1)ワンミリオンス。この馬はその順調さを欠き休み休みレースを使われていますが、前走エンブレス杯・5着大敗から再度立て直されたのは、どうであれ加点材料。また、ダ1400ｍで4勝、準オープンも同距離で勝ち上がっているように、この距離に変わるのは悪くありません。むじろ、脚抜きの良いダートの1400ｍで好指数勝ちの実績があることから、この距離のほうがいいかもしれません。変わり身を期待します。