PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にブラックプラチナム(16.0pt)、ギブアンドテイク(13.3pt)、サブライムカイザー(13.0pt)、ロードプレミアム(12.3pt)、マイネルユニブラン(11.0pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、基本的に本命馬は、能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　能力値が示すように、ここではブラックプラチナムの実績、能力が断然。しかし、単勝オッズ1.1倍では、配当妙味がなさ過ぎるし、不良馬場で行われた3走前の精進湖特別では、勝ち馬カラピナに離されること4馬身、0.7秒差の3着に完敗しています。そこで本来は、ヒモ筆頭評価だった(3)ロードプレミアムを◎とし、好配当を狙うことにしました、

　ロードプレミアムは、6走前の有松特別でこのクラスを勝てるレベルの指数で3着した馬。近2走はダートで結果を出せていませんが、今回は得意の芝。本日の芝が昨日と比べて多少なりとも時計を要していること考えると、近走でダートのタフな競馬を経験していることが生きる可能性大です。

　○は、常に目標にされるレースぶりながら、このクラスで2着、3着と崩れない(8)ブラックプラチナム。4走前の信濃川特別では、速い流れを出負けしたことで展開に恵まれたとはいえ、菊花賞馬キセキと0.2秒差(2着)。取り立てるほどのマイナス材料はありませんが、強いてあげるならレースが速く流れた場合に、終いに甘さを見せるところでしょう。ここは小頭数ながら、逃げ、先行馬が揃った一戦だけに、その弱点が引き出されてしまう可能性もあります。

　▲は、4走前の習志野特別で勝ち馬と0.1秒差(2着)の(5)シャインアロー。4走前は後方追走のオウケンブラックが勝利したように、逃げ、先行馬が厳しい流れ。中団にいたシャインアローも展開に恵まれたことは確かですが、また、恵まれる可能性も高いだけに、一番の穴候補としました。もちろん、休養明けの前走をひと叩きされての上積みも期待できます。