京都11R　マイルチャンピオン
京都芝1600m
予想勝ちタイム ：1.32.5～9　（良）
理想前半3F ： 35.4 (34.9 ～ 35.9)
理想上り3F ： 34.2 (33.5 ～ 34.9)
理想ラップ差 ： 1.2 (0.0 ～ 2.4)
レース前半4F通過基準タイム： 46.3
レース前半5F通過基準タイム： 57.9
Mペース　（ミドルペース）
*（　）内は、推定85%区間
*（理想ラップ差） ＝ （理想前半3F） - （理想上り3F）

【 期待度 B 】
・1991年以降（過去19年）の枠順傾向
*()内は左から、1着数、2着数、3着数
1枠(0,0,4)
2枠(1,0,2)
3枠(3,2,0)
4枠(3,3,4)
5枠(3,3,0)
6枠(3,3,2)
7枠(5,3,3)
8枠(1,5,4)
合計(19,19,19)
連続開催7週目の馬場。
馬場の内側が荒れるケースが目立ち、スタートから内を通らされる内枠は不利。
過去19年で1枠の連対例なし、2枠も昨年カンパニーの1例のみ。
これは大きな傾向と言える。

個人的な評価になるが、各ステップのメンバーレベルは以下の通り

天皇賞・秋 > 安田記念・スプリンターズS > スワンS・富士S・秋花賞 >> カシオペアS・清水S

やはりメンバーレベルが天皇賞・秋。
天皇賞組のオウケンサクラ、スマイルジャックは不利な枠に入り、思ったよりも人気になっているので見送り。

狙いは◎エーシンフォワード。

安田記念は大外枠から果敢にハナを奪う競馬だったが、1000m通過が56.3。
この通過タイムは、少なくとも1991年以降最速の通過ラップ。
差し～追い込み決着の競馬になったが、残り100mの地点まで先頭に立ち0.9差10着なら内容は濃い。

前走スワンSは、次のマイル戦を意識したか控える競馬。
レース前半4F通過が過去10年でワーストタイの緩ペースの前残り。
休み明けも手伝って、反応も悪く0.6差8着。

一度使われた効果に期待すれば、阪急杯1着→高松宮記念タイム差なしの3着のポテンシャルを思い出すべき。

懸念される距離については
昨年暮れのファイナルS勝ち、マイル重賞2着2回・3着1回があり、1.32.3の持ち時計もある。
好調期にたまたま1200・1400mを使われただけで、マイル戦に替わることでの割引は大きくないはず。

主戦の岩田騎手に乗り替わるし、兎に角不当に人気がない馬。

○ダノンヨーヨーは、目下4連勝。走破時計の一戦毎の伸び代も大きい。
富士Sはインを回る先行馬が大穴を開けたレースであるように、外が伸びない馬場。
大外からの伸びは一頭だけ違ったし、着差以上の内容。
外差し馬場に替わる点は魅力で、鞍上も乗りに乗っているスミヨン騎手。
有力馬が不利な枠に入る中、この馬は好枠を引き当て、「勝つ馬の軌道に乗った」感。

▲キンシャサノキセキの前走は休み明けでぶっつけのGⅠ。
このレースも内有利の競馬だったが、かなり外を回って2着（3着入線）なら、勝ち馬よりも強い内容。
やはり内外反転の馬場も良く、2着・3着が多い8枠に入ってしまった点だけが気がかり。

馬券は、◎の2着・3着系の馬券で、○と▲を絡めた組み合わせが狙い目。