PP指数の各馬の(前走指数＋前々走指数＋近5走の最高指数)÷3で算出した『能力値』は、高い順にキンショーユキヒメ、ラヴィエベール(ともに17.0pt)、スズカルパン(16.7pt)、ハクサンルドルフ(15.0pt)、クィーンチャーム(14.7pt)。能力値は競走馬の能力と勢いを示すものであり、原則として本命馬は、能力値5位の中から選出するというスタイルで予想を行っています。

　よって、◎には、デビュー4戦目、休養明けで挑んだ4走前の日高特別では、先週の白井特別の勝ち馬ハナズレジェンド(フローレスマジックを2着に降して勝利)を2着に降して勝利した(12)ラヴィエベールを推します。この馬は、常に強い相手と戦っているために、1000万下に降級しても2着の連続という状況ですが、準オープンのここでも能力上位の存在。休養明けの前走・ＨＴＢ賞は、タフな馬場だったために2着善戦でも反動が出る可能性は低いと見て、本命としました。、

　○は、休養明けの前々走・マーメイドＳで勝ち馬と0.1秒差(4着)の(1)キンショーユキヒメ。前走のシンガポールＴＣ賞も、中団の外々を回るロスの多い競馬でありながらも最後までしっかりと伸びて来た点が優秀。ここへ来て成長しているのでしょう。

　▲は、時計の掛かる馬場を早め先団の競馬で押し切った昨夏の東国特別(500万下)がとても強かった(6)ジャズファング。この馬は先行力のない馬ですが、それゆえに向こう上面のストレートで動いて行けるスローペースの阪神芝2000ｍはプラス。今回は逃げ馬プリメラアスールが岩田騎手騎乗で控えてスローペースが発生すると見て、3番手評価としました。鉄砲実績もあるので、休養明けでも大きく割り引く必要がないでしょう。

　以下特注馬として、5走前に現クラス勝ちの実績がある(10)ハクサンルドルフ。休養明けの前走・長岡Ｓは、先行馬有利の流れで、前を捕らえきれきれずの2着だったものの、能力を出し切れていない点を評価しました。今回で反動が出る可能性は低いでしょう。


　※本日の提供レースは、現在、登録分で終了です。