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昨年2月26日の小倉競馬で落馬し、第2頸椎骨折で休養していた熊沢重文騎手(55)=栗・フリー=が5日、阪神4R・障害未勝利戦のセルリアンルネッタで、1年4カ月ぶりの勝利を飾った。21年11月13日の京都JS(ケンホファヴァルト)以来で、2月19日の阪神で復帰して、3戦目(障害では2戦目)のV。
熊沢騎手は「1年も休んでいた人間に、こんなにいい馬を乗せてもらって、ありがたいです。きょうは乗っていただけ。直線はこんなに長いんだと…。37年間乗っていて一番長かったですね。この先どこまで(乗る)と決めていないし、これからも泥臭く頑張っていくしかない。まずは元気でいなきゃだめですね」と笑顔で振り返った。