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今夏は美浦に調教拠点を置いて新潟へ参戦している川又賢治騎手(21)=栗・フリー=が、カイアワセとのコンビで新潟2歳Sに挑む。21日の追い切り(坂路4ハロン54秒5)にまたがり、「しまいはしっかり伸びました。素直で操縦性は大丈夫。重賞でどうかですが、ゆったりした流れなら」と感触をつかんでいる。
「以前から来たかった」という関西のホープは、先月17日から美浦で調教に騎乗。合間には競馬学校で同期の木幡育、武藤騎手らと食事に出かけ、「環境が変わってもそれほどストレスは感じないんです」と笑顔を見せる。10日のメイン・新潟日報賞など今夏の新潟で先週までに2勝。「成績にはこだわらないつもりでしたが、短期間の滞在でも(レースや調教に)乗せていただいていますし、つながりも増えました。関東馬での重賞挑戦は初めて。頑張りたいですね」。新潟開催が終了すれば、再び栗東に戻る予定。自身初の重賞タイトルを手土産にしたい。(漆山貴禎)
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