ラップギアコース適性値【瞬３平６消１】に近い比率の馬が有利
番馬名　　　【ラップギア】瞬発指数
01ステイフー【瞬４平２消１】１０８
02サトノセシ【瞬２平４消０】１０２
03マイネルウ【瞬６平４消２】１０１
04ラヴズオン【瞬３平２消１】１１４
05トーラスジ【瞬１平５消２】１０８
06バイオスパ【瞬６平６消１】１０２
07ペルシアン【瞬５平４消０】１０６
08ユーキャン【瞬４平５消１】１０９
09アイスバブ【瞬３平５消２】　９７
10ディアマン【瞬２平３消０】１０５
11ウインキー【瞬４平４消２】１０７
12ブラストワ【瞬４平１消２】１１２
13ソダシ　　【瞬２平３消０】１０９



真夏の頂上決戦、夏競馬のメインレースとも言えるＧ２・札幌記念。年によってメンバーのレベルにバラつきがあるように感じるレースだが、(４)ラヴズオンリーユー、(７)ペルシアンナイト、(12)ブラストワンピース、(13)ソダシのＧ１馬４頭出走は、過去にさかのぼっても決して少ないほうではない。

Ｇ１馬が４頭揃うＧ２というのも実は割と珍しいもので、そういった意味では今年も十分な豪華メンバー。ただ、現役最強級の超大物が出走するかどうか、その辺りが札幌記念の盛り上がり度合いを決めているのだろう。

今年は３歳(13)ソダシの出走が目玉になりそうだったのだが、１３番枠とは言え、それでも大外枠は(13)ソダシにとって最悪。評価を落とさざるを得ないか。それ以前に、距離的には２０００メートルでも疑問という線は大いにある。距離適性なことを競馬ゲーム的に言えば、１６００メートル～２０００メートルではなく、１４００メートル～１８００メートルというタイプであって。

２年前の勝ち馬(12)ブラストワンピースに前年の２着馬(７)ペルシアンナイトと、Ｇ１馬は侮れない印象だが、それでも本命は やはり(４)ラヴズオンリーユー。ここまで全成績が13戦【６-１-３-３】という馬だが、距離的な話をすれば ２０００メートル～２４００メートルに限れば７戦【４-１-２-０】、それ以外の距離では６戦【２-０-１-３】と安定性が かなり違ってくる。

不調期でも、これらの距離ではエリザベス女王杯３着、鳴尾記念ハナ差２着、エリザベス女王杯３着と崩れず、今回は完全復調しての得意距離。ノーザンファームの馬は海外帰りでも割り引く必要はまったく無く（ノーザンファーム以外は大きく割り引くべき）、何より この後またすぐ海外に飛ぶ予定の馬が、この１レースのために帰国している辺り、相当な意気込みが伺えるというもの。


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※【ラップギア】とは、各レースラップのラスト４ハロンのみに注目した適性分析です。ＪＲＡ発表のラップタイムを一定の公式に当てはめ、誰でも簡単に算出することができます。数値が大きければ良いというものではなく、コース適性値と“比率”の近い馬が有利だと考えられます。

※　瞬発指数は、“走破タイム”を一切考慮せず、ラップタイムを一定の公式に当てはめて算出した競走馬の能力値です。数値は全階級に対しての絶対値であり、下限70～上限130辺りだと考えられます。競走馬の能力は変動相場であり、１走ごとに変化します。