1.ブローザホーン 牡4
菅原明良 57　
前走の札幌日経ＯＰはオープンとしてはやや高レベル勝ち。時計や上がりが掛かる状況や距離延長ローテが良かった。　
底を見せず能力的には通用するが、距離短縮ローテや京都外回りで上がりが速い状況になるとマイナス。雨が沢山降って淀みない流れが理想。

2.ヴェラアズール 牡6
松山弘平 59　
スタートや折り合いに課題があり、前に行けず不器用な馬。　
3走前の有馬記念は多頭数の中山が合わなかったし、かなり掛かって自滅した。　
2走前のドバイＷＣは条件が合わなかったので参考外。　
前走の宝塚記念は内回り2200ｍが忙しかった。　
距離延長や直線の長い外回り替わりはプラス。スタートや折り合い面で偶数の内枠は絶好。常に自滅のリスクがあるのであてにしづらいが、まともに走れれば大幅な上昇が見込める。

3.マイネルウィルトス 牡7
Ｍ．デム 57　
タフ馬場や上がりが掛かる状況向きの馬で、2、3走前の函館記念は条件が合っていた。　　
前走の新潟記念は内有利馬場の大外枠や上がりが速い状況が合わなかった。　スタミナ面や追走面で距離延長はプラスだし、前走よりタフな馬場になりそうなのもプラス。京都外回りの緩い流れで上がりが速すぎる状況だと合わないので、雨が沢山降って淀みない流れが理想。

4.ディープボンド 牡6
和田竜二 57　
折り合いの不安がなく長距離向きで、上がりが速い状況が合わない馬。　
3走前の阪神大賞典は超スローで上がりが速い状況が合わなかったが、2走前の天皇賞春は道悪で上がりが掛かる状況になり2着と好走。　
前走の宝塚記念は2200ｍがやや忙しかったが、急坂で上がりが掛かる状況が合っていた。　
距離延長はプラスだが、直線平坦の京都外回りで上がりが速い状況になるとマイナス。雨が沢山降ってハイペースが理想。

5.インプレス 牡4
藤岡佑介 57　
出遅れやすく不器用で、左にモタレる面にも課題がある馬。　
前走の新潟記念は直線ラチ沿いを通ることでモタレる弱点をカバーできたうえ、内の1頭分馬場の良い所がガラ空きになる幸運に恵まれた。　
追走面で距離延長は良いが常に自滅のリスクがあり、緩い流れでごちゃつく状況になると合わない。淀みない流れでばらける展開が理想。

6.ボッケリーニ 牡7
浜中俊 57　
自在性があり、内枠や上がりが掛かる状況向きの馬。　
2走前の鳴尾記念は重賞としてはやや低レベル勝ちだが、4頭分外を回るロスがあったので着差以上の内容。　
前走の宝塚記念は条件は合っていたが、4角で前が下がってきて後退する不利があり不完全燃焼。　
距離延長は問題ないが、京都で上がりが速過ぎる状況になると合わない。淀みない流れが理想。

7.プラダリア 牡4
池添謙一 57　
2400ｍ前後で上がりが速過ぎない状況向きの馬。　
前走の新潟記念は急仕上げで完調ではなかったし、内有利馬場の外枠や上がりが速い状況も合わなかった。　
叩いて良化。距離延長はプラスだし、前走よりタフな馬場になりそうなのもプラス。緩い流れでごちゃつく状況だと良くないが、淀みない流れでスムーズに運べれば上昇が見込める。

8.ヒンドゥタイムズ セ7
団野大成 57　
時計や上がりが掛かる状況向きの馬。　
2走前の鳴尾記念は外を回るロスが生じたが、上がりが掛かる状況が良かった。　
前走の七夕賞はスローペース後方だったうえ、4角5頭分外を回ってかなりロスが生じて展開不向き。　
2000ｍで良馬場だと追走面で忙しいので、2400ｍへの距離延長はプラス。緩い流れで切れ勝負だと合わないので、雨が沢山降って淀みない流れが理想。

9.ビッグリボン 牝5
西村淳也 55　
前走のマーメイドＳは重賞としてはやや低レベル勝ち。能力上位だったし、淀みない流れで上がりが掛かる状況も合っていた。　
折り合いの不安がなく、血統面でも2400ｍへの距離延長は問題なさそう。底を見せていないので上昇が見込める。京都外回りの緩い流れで上がりが速い状況だと合わないので、淀みない流れが理想。

10.ヒートオンビート 牡6
川田将雅 58　
前走の目黒記念は重賞としては水準レベル勝ち。壁を作って折り合えたし、内をロスなく運べて展開が向いた。　
底を見せているので大幅な上昇は見込みづらいが、2400ｍ前後では安定感があって崩れにくい。

11.ウインマイティー 牝6
松若風馬 55　
急坂が得意で、上がりが掛かる状況向きの馬。　
距離延長はプラスだが、直線平坦の京都は阪神より合わない可能性が高い。外枠で緩い流れになると厳しいので、ハイペースが理想。

12.アフリカンゴールド セ8
国分恭介 57　
3走前の阪神大賞典は得意の阪神内回りだったうえ、スローペース逃げで展開も向いた。　
2走前の天皇賞春はレース中に心房細動を発症したので参考外。　
前走の札幌記念は休み明けで完調ではなかったし、ハイペース2番手で展開不向き。　
叩いて良化。京都外回り向きではないが、距離延長ローテやメンバー構成から前に行きやすくなる状況はプラス。

13.ゼーゲン セ8
藤岡康太 57　
2走前の松籟は3勝クラスとしてはやや低レベル勝ち。　
前走の阪神大賞典は中2週の阪神遠征で大幅馬体減が響いた。　
立て直して状態面は良化しているが、追走面で2400ｍへの距離短縮はマイナス。

14.アイアンバローズ 牡6
北村友一 57　
近2走は長距離で条件が合っていた割に物足りない内容。　
衰えた可能性が高く、2400ｍへの距離短縮で大幅な上昇は見込みづらい。