夏のＧ３・新潟２歳Ｓを勝った(14)モンストールが、秋のＧ２・京王杯２歳Ｓに登場。Ｇ３は文句なしの快勝。果たしてその名の通りの怪物なのか、真価が問われる一戦となりそうだ。ただ、その(14)モンストールに関しては新潟２歳Ｓで抜け出した後、左右にフラフラしていたのは気になるところ。ちょっと気性に難があるようにも見えた。

能力的には３頭がリードしていると考えている。前述新潟２歳Ｓの勝ち馬(14)モンストールと、デイリー杯２歳Ｓ３着の(５)ゲンテン、そして１勝ち馬ながら(７)レオアクティブ。デイリー杯２歳Ｓでの(５)ゲンテンは、同じ“逃げ”の戦法ながら新馬戦とはまったく違うペースで馬群を引っ張り、それでいて３着に粘ったのは立派。この経験は上積みになると思う。

新馬戦　　　 7.1-12.2-12.6-12.8-12.6-12.5-11.7-11.6
デイリー杯　12.1-10.9-11.5-12.7-12.5-11.4-12.0-11.8

しかし(５)ゲンテンがそれに気を良くして強気に行くなら、それでこそ狙ってみたいのが(７)レオアクティブの差し脚。なかなか勝ち切れないレースが続いており、２歳のこの時期に早くも６戦目。とても来年を見据えた馬の使われ方には見えないが、勝ち負けになる力はあるはず。できればここを勝って、これ以降はゆったりとしたローテーションを組めるようになってほしいものだ。(14)モンストールは今回、過去２走より忙しい競馬にどれだけ対応できるか未知数なので。



※印や金額は発走の約１時間前に確定。それまでは変更の可能性があります。
※適性値（ラップギア）や能力値（瞬発指数）について
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