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和田譲騎乗で1番人気のギガキングが7度目の重賞制覇を飾った。道中は4番手の外を追走。3コーナーで仕掛けると直線の外を力強く伸び、後方から追い上げた2番人気ナニハサテオキに3馬身差をつけた。タイム1分39秒5(重)。上位2頭はかしわ記念(5月1日、船橋、JpnⅠ、ダ1600メートル)の優先出走権を獲得した。
■ギガキング 父キングヘイロー、母ウルフコール、母の父バブルガムフェロー。鹿毛の牡6歳。船橋・稲益貴弘厩舎所属。北海道新ひだか町・谷藤弘美氏の生産馬で、馬主は㈱Heroレーシング。戦績33戦14勝。獲得賞金1億6546万円。重賞は2020年M1南部駒賞、21年SⅡ東京湾C、M1サンケイスポーツ杯ダービーグランプリ、22、23年SⅢ報知グランプリC、23年SⅢフリオーソレジェンドCに次ぐ7勝目。京成盃グランドマイラーズは稲益貴弘調教師、和田譲治騎手ともに初勝利。
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◆和田譲騎手(ギガキング1着)「調子がいいと聞いていたので、マイルにも対応できるだろうと思った。ペースが流れたし、直線の反応も良かった」
◆稲益貴調教師(同)「直線で抜け出したときには大丈夫だろうと思ったし、時計も速かったね。次走はかしわ記念の予定。挑戦者として頑張りたい」
◆森泰斗騎手(ナニハサテオキ2着)「オープンクラスのマイルだとペースが速くて、追走でいっぱいになった。でもラストはいい脚できている」
◆笹川翼騎手(アランバローズ3着)「馬の個性を考えると、直線は短いほうがいい。いい競馬をしてくれたけど、コントロールが難しいね」
◆吉原寛騎手(フォーヴィスム4着)「1コーナーまで競られてハミを取り続けたけど、よく踏ん張ってくれた。ワンターンのほうが合っている」
◆御神本訓騎手(ヒーローコール5着)「マイル向きではないけど、最後まで頑張って反応してくれた」