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今回は名古屋競馬場で行われるJpn2名古屋グランプリのポイントを、名古屋コースの馬場傾向、近年のレース結果をもとに考察していきます! 予想にお役立てください。
昨日の兵庫ゴールドトロフィー、吉村騎手本命は狙いすぎたものの対抗サンライズホーク、連下スペシャルエックスの結果を見ると、この時期はやはり格よりも調子優先になると実感します。ここもこのコースが合う好調馬を探していきたいと思います。
長丁場の別定戦、なかなか紛れは少なく地方勢にとっては交流重賞入着以上がないと厳しいレース。ここも軸はJRA勢から。
注目馬は人気でも前走快勝のディクテオン。中間も順調で、取りこぼすケースがあるとすれば、逃げ先行有利のこのコースで前を捉えきれずマクり不発で終わるパターンですが、岡部騎手でこのコース2戦2勝。クセも把握した鞍上で大崩れはないとみます。
本命にしようか迷ったテリオスベル。前に行きたそうな馬が多いレースですが、この馬は前に行ってしっかりした脚を使える馬。Jpn1川崎記念で逃げてウシュバテソーロの4着はここに入れば大威張りで、粘り込みを期待。もちろん使い込まれていることは懸念材料ですし、同じ牝馬でもグランブリッジはもちろん強いですが、牡馬相手の実績と人気を考えるとこっちのほうが美味しいかなという不純な理由も交えつつ。
このレースは牝馬があまり来ていない印象がありますが、これにはそもそもの出走数が背景にあります。出走してくれば2015年,2016年連覇のアムールブリエのように頭まであるわけで、同馬の成績を見るとテリオスベルと似ているな、と思う次第。
前走は久々の影響もあったメイショウフンジン。長距離は堅実に走り、叩いて確実に前進。
以上、JRA馬が強いレースですが、地方馬から期待したい馬を挙げておくと、当コース実績があり9歳馬でも近走充実のアナザートゥルース、そして同馬に大井記念で完勝しているセイカメテオポリス。Jpn3で勝ち負けできる実績が必要なレースという点を思うと、正直かなりJRA勢と比較して見劣りますが、服部茂史、山本聡哉といった名手が3着を狙いにくれば……という応援馬券で。
(文・ニャートバー)