フォーエバーヤングが堂々と１番人気に応えて、デビューから２戦２勝で重賞初制覇を飾った。９番手追走から３、４コーナーでは外をまくるように進出を開始。最後まで脚いろが衰えることなく、そのまま１馬身半差をつけて押し切った。「１コーナーで後方だったので、少し焦りましたけど馬が強かったので勝ててよかったです。２戦目で重賞を勝つというのは能力がないとできないことですし、先々がすごく楽しみです」と坂井騎手は落ち着いて話した。

◆矢作師「思った以上に強い競馬で、キャリア１戦できょうの内容ならかなりの大物だね。砂をかぶって下がるくらい相当嫌がっていたから、まだまだこれからの馬。門別を使ったあとだし、次走については慎重に考えたい。ただ、次走次第では、来年は海外とかも考えられる」



■フォーエバーヤング　父リアルスティール、母フォエヴァーダーリング、母の父コングラッツ。鹿毛の牡２歳。栗東・矢作芳人厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は藤田晋氏。戦績２戦２勝（うち地方１戦１勝）。獲得賞金４２２０万円（うち地方３５００万円）。重賞は初制覇。ＪＢＣ２歳優駿は矢作芳人調教師、坂井瑠星騎手ともに初勝利。馬名の意味は「曲名より」。

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