『第２２回鎌倉記念』（ＳⅡ、ダ１５００メートル）が１１日、川崎競馬場で行われる。浦和の新設重賞ルーキーズサマーＣを圧勝したアムクラージュを筆頭に、若武者賞２着のパンセ、ゴールドジュニア２着のモンゲースパイなど素質馬が集結。暮れの全日本２歳優駿（１２月１３日、川崎、ＪｐｎⅠ、ダ１６００メートル）の主役候補に名乗りを上げるのはどの馬か。

ルーキーズサマーＣを制して一躍、南関２歳の主役に浮上したアムクラージュが中心だ。先を見据えた調整過程で５馬身突き放した内容からも大物感十分。今回はさらなる上積みが見込めるだけに、４連勝で全日本２歳優駿へ向かう。サントノーレは門別重賞で３着に好走。立ち回りがうまく、初めての川崎にも難なく対応できそうだ。前走はスムーズに先行できなかったアジアミッションも巻き返しが可能。

◆１５００メートル…脚質、枠順に特に有利、不利はない。展開、位置取りが鍵。

◆優先出走権　『鎌倉記念』の１、２着馬には「全日本２歳優駿」（１２月１３日、川崎、ＪｐｎⅠ、ダ１６００メートル）の優先出走権が与えられる。

２日目は一時的に強い雨が降り、７Ｒから不良に悪化。ただ、時計は前日と同様に遅めで推移し、差しも適度に決まった。３日目も傾向が極端に変化することは考えにくく、引き続き差し馬に注意が必要。

◎降水確率＝午後、夜ともに１０％。

◆藤江渉騎手「前日ほどではないけど、差し馬場ですね。走りづらい馬場なので時計がかかっていると思います」

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