せきれい賞（M2）
盛岡競馬場・芝2400m
7月30日（日）18:15発走

盛岡市の市鳥から命名された「せきれい賞」は２０００年から重賞へ格上げ。２００３年から現行の盛岡芝２４００ｍで行われ、地方競馬全国交流へ昇格。１着馬にＯＲＯカップ（９月26日　盛岡芝１７００ｍ）の優先出走権が与えられます。現在、３年連続で遠征馬に凱歌が上がっていますが、地元岩手勢が４年ぶりに覇権奪回を果たせるか―が焦点となりそうです。

【注目馬情報】
★ゴールドギア　牡８歳　伊藤和忍きゅう舎・水沢
中央芝5勝・オープンから転入。初戦の重賞・あすなろ賞は生涯初めてのダート戦でしたが、２着にまとめて好発進。続いてせきれい賞トライアル準重賞・かきつばた賞へ駒を進め、豪快なまくりを決めて快勝。予定どおり、本番を迎えます。芝２４００ｍは過去３戦２勝と自信の条件。重賞初制覇に王手をかけました。

★アルサトワ　牡６歳　櫻田康二きゅう舎・盛岡
中央芝１６００ｍ～２０００ｍで通算６勝。今年３月にはＪｐｎⅢ・名古屋大賞典へ参戦して逃げ粘って４着を確保しました。先行力あるのが最大の強み。マイペースに持ち込み、転入初戦で重賞制覇のシーンまで十分。

★ヴィゴーレ　牡５歳　高野毅きゅう舎・大井
中央芝１８００ｍ２勝、ダート１８００ｍ１勝から南関東へトレード。２戦目の浦和２０００ｍ戦を快勝しました。前走も２ヵ月ぶりの実戦を問題にせずに３着を確保し、好調サイクルをキープして参戦します。

★ソロフレーズ　牡８歳　斎藤雄一きゅう舎・盛岡
昨年、中央芝４勝から岩手入り。重賞・いしがきマイラーズ、準重賞・かきつばた賞、桂樹杯を制して最優秀ターフホースに選出されました。中央３戦から再転入後は入着一杯ですが、２４００ｍ延長で反撃なるか。

★スーパーフェザー　セン８歳　櫻田康二きゅう舎・盛岡
３歳時にＧⅡ・青葉賞で１番人気に支持されて３着。２０２１年には小倉記念でも３着を確保した実力馬です。今回は５ヵ月ぶりの実戦が懸念材料ですが、能力検査を使って態勢が整ったと判断していいでしょう。

★ノーチカルチャート　牡７歳　伊藤和忍きゅう舎・水沢
昨年、中央３勝クラスから転入後、せきれい賞２着、準重賞・桂樹杯２着。盛岡芝が合うことを証明しました。今年、名古屋から里帰り戦の準重賞・桂樹杯は後方のまま９着でしたが、重馬場に泣いた印象。良馬場なら反撃必至です。

★ポッドヴァイン　牡４歳　武井和実きゅう舎・川崎
中央芝１８００ｍ、芝２０００ｍでそれぞれ１勝。相手はそろいましたが、若さを前面に一発を狙います。

文：松尾康司

（岩手競馬プレスリリースより）

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