２０２３年最初のＪｐｎⅠ『第７２回川崎記念』（ダ２１００メートル）が１日、川崎競馬場で行われる。今年は１０頭立てながら、ＪＲＡ勢からＧⅠ東京大賞典を快勝したウシュバテソーロ、ＪｐｎⅠを含むＧⅠ３勝馬のテーオーケインズなど強豪が顔をそろえた。地方馬は前哨戦を快勝した昨年の２着馬エルデュクラージュ、重賞２勝馬ライトウォーリアなどが迎え撃つ。激戦必至のレースで見逃せない！

テーオーケインズは強豪がそろった２０２１年の帝王賞でＪｐｎⅠ初制覇を飾った。その年は、チャンピオンズＣを６馬身差で圧勝し、ＪＲＡ最優秀ダートホースに選出。昨年もＪＢＣクラシックを快勝するなどトップクラスの力は健在で、このメンバーなら主役を張れる。

３連勝で東京大賞典を制したウシュバテソーロが相手筆頭。３走前にのちのＧⅠ勝ち馬ジュンライトボルトを差し切ったニューモニュメントも侮れない。

２日目も良で行われ、時計は前日と同様に少し遅め。ペース次第で逃げも差しも決まり、極端な有利不利は見られなかった。晴れの予報のため、３日目もこの状態が続く見込み。展開が鍵を握る。

◎降水確率＝午前１０％、午後２０％。

◆町田直希騎手「内と外の違いはなく通常の馬場。砂が深いので、力の要る馬場への適性が鍵」

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