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ウマニティ重賞攻略チームがダートグレード競走をあらゆる切り口で考察!今回は名古屋大賞典2021・データ予想をお届けします!
【馬齢】
2011年以降の勝ち馬は4~8歳と幅広く、8歳時に勝利した2014年ダノンカモンにおいては通算41戦目で重賞初制覇の宿願を果たしてみせた。ただし、その2014年は地方所属馬を含めて4歳馬の出走がなく、JRA所属馬がいずれも7歳以上であったことも念頭に置くべきだろう。
【前走距離】
2016年以降、勝ち馬5頭のうち4頭が前走2000m以上のレースに出走。3着馬まで広げてみても1800m以上のレースに出走していた馬が大半で、例外は勝ち馬に1頭、3着馬に1頭。なお、ダート1600mからの臨戦で勝利した2017年ケイティブレイブは前走がG1のフェブラリーSだった。
【前走人気】
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち14頭が前走でも5番人気以内の支持を集めていた。また、勝ち馬に限れば前走オープン以上で1~3番人気が目安となり、例外は2017年1着ケイティブレイブ(前走フェブラリーSで11番人気6着)に限られる。
【前走着順】
2016年以降、3着以内に好走した15頭のうち13頭が前走でも5着以内に好走しており、例外は1着馬に1頭、2着馬に1頭。直近の成績が振るわない馬の巻き返しは見込みづらく、前走6着以下ながら好走した2018年2着ミツバ、2017年1着ケイティブレイブの2頭は前走でG1に出走していた。
【所属】
2004年クーリンガーからJRA所属馬が17連勝中で、2着馬まで広げてみても地方所属馬の連対例は2008年2着アルドラゴン(兵庫)まだ遡らなければならない。素直にJRA所属馬を中心に馬券を組み立てるべきだろう。
上記5項目で減点がないのは、クリンチャーに限られる。昨年も20年佐賀記念の1・2着馬が揃って好走していたが、21年佐賀記念で2着馬に9馬身差を付けるレコード勝ちとあれば不動の中心と見るべきだろう。前走がJpn1の川崎記念ということで例外になりそうなロードブレスが2番手。
■注目馬
クリンチャー ロードブレス