【３０日大井１０Ｒ◎の理由】

　今年の年始に船橋競馬場でトークショーが行われた。そこに登壇した南関東・本紙担当の浅子記者が今年の注目馬はカジノフォンテンと語っていた。

　同馬は昨年１０月の格付け後、圧巻のパフォーマンスで４連勝をマーク。加えて今年は重賞２勝、２９日の東京大賞典でも９番人気ながら２着に大健闘するなど充実のシーズンを過ごした。

　先見の明とはまさにこのことだろう。記者自身も来年の注目馬を探しておきたいところだが。年明けまでに吟味して当欄で推奨したいと思う。

　その前に大井競馬３日連続重賞の第２戦『東京シンデレラマイル』（ＳＩＩＩ、牝馬、ダート１６００メートル）の予想を。◎はダノンレジーナに打った。同馬はＪＲＡから地方に移籍後、１８戦して１４勝をマーク。唯一、馬券圏外だった２走前のＪＢＣレディスクラシック（４着）も地方馬最先着、勝ち馬から０秒８差と互角以上の走りを見せていた。

　管理する小久保智調教師は「追い切りでは水準以上の時計が出た。どんな展開でも競馬はできるから」と期待を込めて送り出す。今回は最大の長所のスピードを存分に生かせる内枠をゲットし、楽に主導権を奪えそう。さらに強力な同型が外枠に入った点も好都合。先行一気に待望のタイトルを奪取する。馬券は単勝と、今年の南関東２冠牝馬アクアリーブル、前哨戦で２着に入ったサラーブを相手に馬連単で勝負する。３０日はここを的中させて、来年の推奨馬探しに集中したいと思う。

■垣見耕平（かきみ・こうへい）　１９８８年生まれ、東京都出身の牡牛座。某ファストフード店で店長代理を務めた後、サンケイスポーツレース部へ転職。予想は１番人気の死角、欠点を探し、妙味ある馬を発掘する。買い方は単・複を厚めに勝負。休日はもちろんギャンブル。酒はビール、たばこはハイライトが好き。

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