全馬評価あり：条件良化で本来の走りを見せる！



本命は、スーパーステション

前走の星雲賞は、じわっと出して行って外から主張してきた馬を前に行かせて、外に切り替えて3番手から追走。
が外から先頭に出たが、そのまま
3コーナーから2コーナーで外から先頭に出たオヤコダカに並びかけて行って、なかなか差が縮まらなかったが、最後は交わして勝利。

着差は僅かだが、内回り1600mは距離不足のレースで、相手にはベスト条件。ペースが落ち着いたところで一気に先頭に出て勝負に出たオヤコダカを、最後はしっかり差したのは能力差があってのもの。


今回は、ベスト条件の外回り2000mになるのは、大きなプラス。
また、大目標の道営記念を勝つことを考えて、エルムSを使わずに調整しているのも好材料。

目標は先のレースだが、去年もその状態で4馬身差完勝。
かなり濃いメンバーが揃ったが、普通に走れば勝てると考えて期待する。



対抗は、モルトベーネ

前走は、エルムSに挑戦したが、2.0秒差9着。
ただ、ハイペースでレースレベルが高かったので、上出来の内容。

休み明けの門別の走りのままなら、倍の着差を付けられてもいいので状態が上がっているのは間違いない。


門別2000mは初めてになるが、中央時代は1900mのアルデバランSを勝っていて、名古屋大賞典で4着の実績がある。距離面の不安はない。

去年の7か月の休養明けからパフォーマンスが落ちて地方に移籍になったが、このメンバーなら戦える走りを前走で見せたので対抗に。



3番手は、オヤコダカ

前走は、ペースが落ち着きそうになった2コーナーで、外から一気に先頭。
3コーナーからスーパーステションの仕掛けを我慢していたが、最後に交わされて2着。

調子が戻ってきてから最高の走りを見せたが、勝てなかったのは相手が悪かったとしか言えない。


今回は、2000mになるのが課題。
好調時でも、2000mより1800mの方が明らかに内容が良かった。

1600m前後、それも1400mよりが良くて、2000mは能力で対応して結果を出していたと考えている。
現状その能力が落ちている状態なので、この距離で勝つのは期待しにくく、相手まで。



4番手は、ステージインパクト

前走は、後方から追走して、いつもの伸びがなく3着。
明らかに取り消し明けで状態が戻っていなかった。

今回は、一度使って状態の良化が期待できる。
状態さえ戻れば、赤レンガ記念でモズオトコマエ、ドラゴンエアルに先着してのスーパーステションの2着に走れる馬。巻き返しがあっていい。



※以下は、買わない馬の評価。

エスシーレオーネ

この馬なりにいい走りをしているが、ここは相手が揃い過ぎている。
斤量差があったとしてもキングリーフィストに負けてしまっていて、去年の道営記念3.3秒差負けから大きく成長している走りは見せていない。



ヒガシウィルウィン

前走は、一度使って良化してきたら楽に勝っていいストーンリバーに差されて2着。
状態が上がって来ないのか、門別より南関東の方が馬場があっていたのか分からないが、移籍してパフォーマンスが落ちている。
今の走りでは、このメンバーで馬券圏内は厳しい。良化に期待するしかない。



コティニャック

いいところなく完敗しているので、このメンバーでは出番ない。



ハッピーグリン

このレースが当たるかは、この馬の走り次第と考えている。
能力面なら本命馬以上なのだが、芝での話。

ダートでは、2歳時の実績しかなく、半信半疑なのに芝での実績で人気になる。
ジャパンカップの超高速馬場を7着に好走できる軽い馬場適性を考えると、ダートで買いたくないのが正直なところ。
能力で持ってきてしまうかもしれないが、ここは消した。