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　◎には、デビューから3戦3勝とダートで無敗の(2)カフェファラオを推します。前走のユニコーンＳは、ワイルドファラオが逃げ切り勝ちした昨年と同様の超高速馬場。4Fを45秒8で通過した昨年はどではないにせよ、レッチェバロックが前半4Fを46秒1で通過した今年も、速い流れでした。その流れをカフェファラオは2番手から、直線序盤でレッチェバロックに並びかけ、ラスト2Fで追い出されると12秒1-12秒1と最後まで減速することなく、2着デュードヴァンに5馬身差をつけての完勝。とても強い内容でした。

　休養明けであそこまで強いレースをしてしまうと、今回で二走ボケを起こす危険性もありますが、それでも上位争いに加われる可能性が高いと見て、本命としました。あと、この馬は前々走のヒヤシンスＳでは出遅れているように、ゲートが不安の馬。それだけに内枠の今回で出遅れた場合には2着、3着の可能性もあるでしょう。この馬の単というよりは、点数を絞って連絡みの馬券を購入したいです。

　○は、前々走でサウジアラビアのサウジダービーを制した(5)フルフラット。この馬が前々走で2着に降したミシュリフは次走・ニューマーケットＳ(リステッド競走)を4馬身差の圧勝。そして先日、5日(日)にはジョッケクルブ賞(フランスダービー)を制しました。また、3着馬ファイナルソングも次走・英1000ギニーに出走して、4着に善戦。上位馬がダートではなく芝路線で活躍していることが、ブラックファクターですが、間違いなく素質馬揃いでした。

　また、武豊騎手が「サウジアラビアはドバイや米国よりも少し砂が深い」とコメントしているように、実際に馬場整地のハロー車が通ると、細かい砂が舞い上がり、カメラ越しにも深く、いかにもダート的なダートだったはず。それだけにフルフラットがマークした1分37秒9はハイペースで価値があるもの。けっして2番手から押し切るのは、簡単ではなかったと見ています。休養明けの前走・ユニコーンＳは、◎カフェファラオを負かしに行って6着に敗れましたが、ひと叩きされての今回は一考します。

　▲は、前々走の兵庫ＣＳでは、3着馬を9馬身突き放して、クビ差の2着と好走した(9)ダノンファラオ。前走の鳳雛Ｓは14着失速も、兵庫ＣＳでバーナードループと競り合って激走した後の一戦で疲れもあったはず。そのうえ前半4F47秒4-後半4F51秒1のオーバーペースを先行しては厳しいものがありました。しかし、今回は前走で厳しい流れを経験したことで粘り強化が見込めるはす。ダノンファラオが前走で大敗した辺りからバーナードループもパフォーマンスを落としてくることが予想され、またミヤジコクオウは前走で展開が味方しての勝利でもあっただけに、ダノンファラオを3番手評価としました。


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