勝ち馬候補は、東京盃の連対馬か、南部杯マイルＣＳの勝ち馬からということで、◎には東京盃の勝ち馬(6)ダノンレジェンドにしました。PP指数の比較では東京盃も南部杯も五分五分ですが、前々走のクラスターＣで圧勝の実績があるダノンレジェンドのほうが能力が上です。明らかに休養明けのダメージが出ていた前走であっさりと勝たれてはあまり逆らいようがないのではないでしょうか。先行勢が多いここで出負けしたらどうかなどという一抹の不安はありますが、素直に信頼！

　○は目下2連勝目で前走・南部杯マイルＣＳを制した(10)ベストウォーリア。この馬は昨年の南部杯マイルＣＳ勝利時よりも今年のほうがパフォーマンスを落としていますが、休養明けの前哨戦で無理をさせなかったという意味では、今年のほうが状況がいいと受け取ることも出来ます。

　▲は3歳時代にはＵＡＥダービーへ向かい、デビュー7戦目で隼オープンを制した実績馬(3)レーザーパレット。立て直されての近2走の連続好走がその頃の勢い取り戻す内容で、その辺りに期待しました。

　以下特注馬として、昨年の南部杯マイルＣＳの2着馬で、この春～夏も◎ダノンレジェンドに大きく離されることなく、北海道スプリントではダノンレジェンドに先着(2着)した(15)ポアゾンブラック。前走の南部杯マイルＣＳは、前に厳しい流れだっただけに、今年の穴馬は東京盃で逃げた馬よりも、南部杯マイルＣＳを逃げたこちらでしょう。

　あとは△にこの春のコーラルＳを圧勝、かきつばた記念でも▲レーザーパレットを2着に降して勝利した(2)コーリンベリー。この馬は今回のメンバーで逃げ切れるほど強くありませんが、陣営のコメントどおりに2番手からの競馬ならばチャンスがあります。

　他では昨年の東京盃を勝って、このレースでは1番人気に支持された(7)ノーザンリバー。今回はぶっつけ本番になりますが、昨年の東京盃のように前が競り合って展開に恵まれれば上位入線が可能でしょう。