プリンシパルS　１着

主なクロス
Danzig　４×４
Northern Dancer　６・６・６×５・６・５
Natalma　７・７・６・７×６・６・７・６
Native Dancer　８・８・７・８×
　　　　　　　　　　　７・８・７・８・７

Turn-to　７・７・８×８

ほぼ５億円の超高額馬ということだが、
母がオーストラリアのＧⅠを４勝、姉に
重賞勝ち馬がいるという程度でなんでま
たこんな値段になってしまうのか。実に
不可解である。馬体がよっぽど良く見え
たのか、はたまた嫌いな相手と競り合っ
ていて負けたくなかったのか。

血統表を見た限りは特に見どころのない、
凡庸な配合である。

Danzig～Northern Dancerの流れが全体に
広がっていて、血の統一感はある。

しかし、Danzigのクロス主導というのはど
うなのかという疑問はある。

昨年、ファントムシーフという馬がDanzig
のクロス主導でクラシックに出走していた。

共同通信杯を勝ち皐月賞が３着と健闘して
いたが、ダービーはいいところなく敗れた。

どうもNorthern Dancerが強すぎるのか、
Danzigのスピードが生きていないように見
える。

母の母方が全く傾向の違う血統で、さらに
唯一あるNasrullahがクロスしているのもマ
イナス。

評価　△（普通）