競馬ニュース > 記事
【ロンドン3日】近代競馬発祥の地、英国の第238回ダービー(GI、セン馬不可、芝・左約2410メートル)がエプソム競馬場で18頭によって争われ、P・ベギー騎乗の16番人気ウイングスオブイーグルス(フランス産、愛=A・オブライエン、牡、父プールモワ)が2分33秒02(良)で優勝した。
1着賞金92万1538ポンド(約1億3178万円)。同厩でR・ムーア騎乗の2番人気クリフスオブモハーが3/4馬身差の2着で、1番人気のフランケル産駒クラックスマンは3着だった。
ウイングスオブイーグルスは今回が6戦目でデビュー2戦目の未勝利に次ぐ2勝目。前走はGIIIチェスターヴァーズで2着だった。2011年優勝馬プールモワに次ぐ父子制覇で、A・オブライエン調教師は6勝目となった。
大金星のベギー騎手はデビュー15年目の31歳で、今年GIIIを勝ったのが唯一の重賞勝ちという無名ジョッキー。初のGI勝ちがホースマン最高の栄誉となり、現地では“信じられないサクセスストーリー”として大きな話題となっている。
-
(退会ユーザー)