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【あすなろ賞・レース概要】
盛岡競馬場のダート1800m戦で争われる、3歳以上の馬による重賞競走。6月23日(日)に行われる一條記念みちのく大賞典のトライアルレースで、上位3頭に優先出走権が付与される。
2000年に特別競走として創設され、2013年に重賞競走に格上げされた。2018年に準重賞に降格となったが、2021年に水沢競馬場のダート1900m戦として重賞競走に再昇格。昨年からは盛岡競馬場のダート1800m戦に舞台が変更になっている。岩手競馬における重賞格付けはM3。
【あすなろ賞・検討のポイント】
今年は8頭立てで、メンバーレベルも高いとは言えない。ならば、昨年2着のゴールドギアに注目したい。他にも近走成績は冴えないがこの相手なら買い、という馬が何頭かいて、馬券という視点で考えると、少頭数でも楽しみなレースである。
【あすなろ賞・出走馬概要】
ゴールドギア
前走は9番人気という低評価を覆して2着。元JRAオープン馬の地力を見せつける形となった。JRA所属時も東京で3勝を挙げており、左回りの盛岡のほうが右回りの水沢より合っていると考えるべきかもしれない。
岩手移籍後に挙げた1勝は盛岡の芝コースでのものだが、昨年のこのレースでも2着に入っており、ダートでも不安はない。前走から9歳という年齢も気にする点ではないだろう。今回も高橋悠里騎手とのコンビで挑む。
フレイムウィングス
昨年の一條記念みちのく大賞典で3着、北上川大賞典で2着、桐花賞で2着という実績馬。今年は赤松杯6着、シアンモア記念7着と一息続きだが、気温が高くなるこの時期からが本領発揮というタイプでもあり、近2走はノーカウントと考え、改めて狙いたい。今回も山本政聡騎手が手綱を取る。
グローリーグローリ
昨年の勝ち馬だけに、当然軽視することは許されない。ただし、昨年は赤松杯を勝って、シアンモア記念5着の後の一戦だったが、今年は赤松杯で9着と大敗し、水沢での特別戦を勝利した後の参戦となる。この違いをどう判断するかがカギになりそう。前走も7頭立てで、レースレベルに疑問が残る中での勝利だったこともあり、昨年の出来には及ばない可能性もある。今回も山本聡哉騎手が騎乗する。
少頭数だけに買い目は絞りたいが、上記3頭以外で狙うとすれば、昨年の3着馬ゼットセントラルとなりそうだ。ゴールドギアやグローリーグローリが9歳であることを考えると、こちらは8歳馬でもあり警戒が必要だろう。陶文峰騎手が今回も騎乗する。
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6月23日(日) 05:30 | ||
ウマニティ ウマニティ編集部 | 97584 |