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柴田善臣騎手(57)=美浦・フリー=は10日、中山12Rを7番人気ブランデーロックでしんがり追走から豪快に差し切り、今年のJRA9勝目(通算2326勝)をマーク。自身のJRA最年長勝利記録を57歳4カ月11日に更新した。
柴田善騎手は「きょうはいつも以上に追走するのに苦労しました。それでも(勝負どころで)行き脚がついてからはいい感じで走ってくれて、外からきれいに回せました。馬がその気になってくれたことが勝因です」と笑顔で話した。8日には競馬学校騎手課程40期生の模擬レースを観戦。レース後は特別講師としてパトロールビデオを見ながら、生徒にレースの運び方や位置取りなどをアドバイスした。現役最年長ジョッキーは、後進の指導にも尽力している。