本命はフェイムゲーム。
昨年のこのレースではチグハグな競馬で脚を余す形。
勝ったゴールドシップとは僅かにクビ差だっただけに勿体ない内容だった。
昨秋の海外遠征では大敗が続いたが、斤量差と展開が主な敗因で悲観するような内容でもなかった。
前走も勝ち馬とは道悪の巧拙の差が出ただけ。晩成型の多い一族でもあるし、６歳でも能力的な衰えを心配する必要はないだろう。
鞍上ボウマンでスムースなレースさえ出来れば、今年も勝ち負けに持ち込める。
アルバートの前２走は不完全燃焼。
有馬記念は展開的にノーチャンスの位置取りだったし、前走の日経賞もあのスローで直線まで構えてはどうしようもない。
鞍上ルメールが２度目の騎乗でもう少し持ち味を活かす乗り方をしてくれれば差のない競馬が出来るはず。
アドマイヤデウスの前走は直線でまともに前が詰まるロス。
スムースだったらもっと際どい競馬になっていたはずで、一時の不振は脱した印象だ。
今年はいい枠を引けたし、調教内容も去年より良い。昨年のようなアクシデントがなければ、好走も可能だろう。
シュヴァルグランは前走が圧勝。長距離適性が高い。ただ、今回は斤量が一気の４キロ増。いきなりこなせるかは微妙だ。
ゴールドアクターの前２走は楽な展開で騎乗も完璧。
レース運びが上手いし、大崩れまでは考えにくいが、外枠で勝ちきるまではどうか。
キタサンブラックは常に恵まれ続けている馬。今回も絶好枠を引き当てる強運。ロスなく運べば。

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