全馬解説
1.マスクトディーヴァ 牝4
モレイラ 56　
2走前の秋華賞はスローペース後ろ目馬群で直線やや仕掛けが遅れ、展開不向きながら0.1秒差で勝ち馬に引けを取らない強い内容。　
前走の東京新聞杯は大きく出遅れたし、外を回るロスも生じて0.4秒差なので悲観する内容ではない。　
1600ｍはやや忙しいが、スタートを決めて普通に運べれば大幅な上昇が見込める。

2.ゴールドエクリプス 牝5
岩田望来 55　
2走前のエリザベス女王杯は2200ｍが長かったし、距離延長ローテで掛かった。　
前走の小倉大賞典は久々でテンションが高かったし、出遅れた後に接触する不利があり流れに乗れなかった。　
まともに走れば巻き返しが見込めるが、出遅れやすく追走面で高速馬場の1600ｍはやや忙しそう。

3.テンハッピーローズ 牝6
津村明秀 55　
2走前の朱鷺Ｓはオープンとしてはやや低レベル勝ちだが、スローペースを差し切ったので着差以上の強さ。　
前走の京都牝馬Ｓは休み明けで少しパフォーマンスを下げた。　
叩いて良化。1600ｍは対応可能だが、流れが緩むと掛かるリスクがある。折り合い面や脚質面で少頭数の内枠という条件はプラス。

4.サブライムアンセム 牝5
北村友一 55　
折り合いが課題の馬。　
2～4走前（ヴィクトリアマイル、中京記念、ポートアイランドＳ、スワンＳ）はかなり掛かって自滅。スワンＳは17番枠でかなり外を回るロスも響いた。　
前走のコーラルＳはダートだったので度外視。　
芝替わりはプラスだが、1600ｍへの距離延長で掛かって自滅する可能性が高い。内枠はプラス。淀みない流れで壁を作れる形が理想。

5.シングザットソング 牝4
鮫島克駿 55　
2走前の京阪杯は時計や上がりが速い状況の1200ｍが忙しく、パフォーマンスを下げた。　
前走の京都牝馬はベストの1400ｍで折り合ってパフォーマンスを上げた。　
1600ｍは対応可能だし斤量2キロ減もプラスだが、流れが緩むと掛かる可能性が高い。ハイペースが理想。

6.モリアーナ 牝4
横山典弘 56　
スタートと折り合いが課題の馬。　
前走のＡＪＣＣは2200ｍが長くやや掛かったが、ハイペース後方で展開が向いた。　
折り合い面で距離短縮はプラスなので、スタートが決まれば上昇が見込める。

7.ドゥアイズ 牝4
ムルザバ 55　
2走前のリゲルＳは1600ｍへの距離短縮で折り合いパフォーマンスを上げた。　
前走の洛陽Ｓはオープンとしては水準レベル勝ち。淀みない流れで上がりが掛かる状況が良くパフォーマンスを上げた。　
1600ｍでは安定感があり、底を見せず上昇が見込める。

8.スピーディキック 牝5
御神本訓 55　
1600ｍは忙しいし、血統面で芝替わりはマイナスの可能性が高い。初の関西遠征も割引。

9.ウンブライル 牝4
川田将雅 55　
出遅れやすく、ズブい面があって不器用な馬。　
2走前のＮＨＫマイルＣは縦長のハイペースでごちゃつかずに運べたのが良かったし、展開も向いた。　
前走の東京新聞杯は長期休養明けだったし、揉まれる形や時計が速い状況に対応して0.6秒差なので内容は悪くなかった。　
叩いて良化。頭数減はプラスなのでごちゃつかずスムーズに運べれば上昇が見込める。　
栗東滞在。

10.モズゴールドバレル 牝5
藤岡佑介 55　
2走前の秋色Ｓは3勝クラスとしては水準レベル勝ち。　
前走の京都牝馬Ｓは苦手の休み明けだったうえ、大幅馬体減もあって少しパフォーマンスを下げた。　
叩いて良化。休み明け以外では崩れにくいタイプだし、楽に先行できそうなメンバー構成もプラスで上昇が見込める。

11.ライラック 牝5
戸崎圭太 55　
3走前の府中牝馬Ｓは1800ｍが忙しかったが、スタートが決まって流れに乗り折り合いも付いたので3着に好走。　
2走前のエリザベス女王杯は直線やや仕掛けが遅れたが、2200ｍへの距離延長が良くパフォーマンスを上げた。　
前走の有馬記念は4頭分外を回ってかなりロが生じ、少しパフォーマンスを下げた。　
頭数減はプラスだが、距離短縮ローテで高速馬場の1600ｍは忙しい。