■「同騎手時ベストU指数」上位馬
04 武豊 ヴァーミリアン 110.4
06 藤田伸二 メイショウトウコン 107.6
02 内田博幸 サクセスブロッケン 107.5
01 佐藤哲三 エスポワールシチー 106.5

■その他の注目コンビ
特になし

　ジャパンカップダートは前走好走馬が強いレース。特に前走がマイルチャンピオンシップ南部杯、ＪＢＣクラシック、武蔵野ステークスのいずれかで、かつ３着以内だった馬は〔５・５・５・２０〕（複勝率42.9％）と安定しています。
　また、ＪＲＡのダートＧＩで３着以内の実績がある馬は〔２・６・２・１３〕（複勝率43.5％）、単勝オッズ20倍未満だった馬に限れば〔２・５・２・２〕（同81.8％）。馬場適性を考えても、やはりＪＲＡのダートでＧＩ級のパフォーマンスを見せたことがある馬はマークしておくべきでしょう。
　なお、改修後の５回阪神ダート1800ｍについて枠番別成績を調査したところ、１～４枠の複勝率が26.7％なのに対し、５～８枠の複勝率は18.1％どまりでした。上位人気馬のみを対象としても傾向は同じでしたし、昨年のジャパンカップダートも６枠から外だった馬はすべて５着以下。基本的に内枠が有利なレースです。
　本命は佐藤哲三騎手とエスポワールシチーのコンビ。ここ２戦のパフォーマンスを見る限り、現在のダート戦線ではアタマひとつ抜けている印象すら受けます。先団からでも競馬ができるタイプですし、このレースなら最内枠の恩恵を十分に生かせると見ました。
　馬券はエスポワールシチーの１着付けのみ。一応の相手本線はヴァーミリアンです。外枠勢、そしてＪＲＡ発表のプレレーティングからも苦戦が予想される３歳勢は評価を下げようと思います。

※『一言コメント』欄には、左から「同騎手時の着度数（＝今回と同じ騎手が騎乗したレースにおける着度数）」「同騎手時の複勝率（＝今回と同じ騎手が騎乗したレースにおける複勝率）」「同騎手時ベストU指数（＝今回と同じ騎手が騎乗したレースでマークした過去最高のU指数）」を表示しています。
※当該レースのデータ、傾向は、特に断りのない限り2000年以降が集計対象。