予想されるベストの適性値は「５５０」で、瞬発戦を想定。
脚質的には差し馬が１００％優勢。

　話題となつているは、前年有馬記念の２番人気１着馬と１番人気２着馬の再対決。その２頭、(７)ドリームジャーニーと(13)ブエナビスタを抜きにしても、(２)サンライズマックスや(６)トップカミング辺りも十分にＧ２を勝てるレベルにある、なんとも豪華なＧ２だと考えている。

ただ、それでもやはり抜けているのは(７)ドリームジャーニーと(13)ブエナビスタの２頭か。有馬記念で３着以下を４馬身突き放してのマッチレースだったのだから、これに対しては文句のつけようがない。ラップ的にもなかなかハイレベルの１、２着だった。
6.8-11.0-11.2-11.3-11.9-12.3-12.6-12.3-12.5-12.1-12.0-11.7-12.3　▼１▼３△６

正直なところ、ブエナビスタはいきなり古馬Ｇ１では通用しないだろうと思っていたのだが、勝ちにも等しい内容での２着。これは素直に評価するしかない。強かった。

しかし(13)ブエナビスタは「瞬５平３消０」のラップギア適性値ながら、未勝利からオークスまでの５勝すべてが瞬発戦。昨夏の札幌記念以降は秋華賞、エリザベス女王杯、有馬記念とすべて平坦戦決着のレースとなっており、それら４戦１度も勝てていない辺りは気になるところ。

とは言え、平坦適性が気になると言えば、重症なのはむしろラップギア適性値「瞬９平２消０」の(７)ドリームジャーニーのほうか。ベストとは言えないながらも平坦戦をこなしてきた(13)ブエナビスタよりも、(７)ドリームジャーニーは展開に注文のつく馬なのだ。それがハマれば(13)ブエナビスタをも差し切れが、ハマらなければまったくの不発というパターンも十分に考えられる。

決して得意な形とは言えなくとも、それでも抜けているのは(７)ドリームジャーニーと(13)ブエナビスタ。十分にＧ２を勝てるレベルにある(２)サンライズマックスや(６)トップカミングを相手にしても、まだお釣りがある。(７)ドリームジャーニーが「出来過ぎの有馬記念」を再現できる可能性は低いと思うので、ここは何の問題もなく◎(13)ブエナビスタとなる。

十分にＧ２を勝てるレベルにある(２)サンライズマックスや(６)トップカミングを相手にしても、それでも抜けているのは(７)ドリームジャーニーと(13)ブエナビスタ。両馬にとってベストの流れとは言えなくとも、それでもまだお釣りがある。(７)ドリームジャーニーが「出来過ぎの有馬記念」を再現できる可能性は低く、それならばここは何の問題もなく(13)ブエナビスタが本命となる。



※　適性値の３数字はラップタイムから考えられる適性を「瞬発、平坦、消耗戦」に分け
て数値化したもの（ラップギア）。数の大きいものが良いわけではなく、あくまで適性の
バランスのみを表す。３数字の比率がレースの適性値に近いほど有利。能力値は、ラップ
タイムから考えられる基礎能力を数値化したもの（瞬発指数）。

※ラップギア適性値や瞬発指数について、詳しくは下記ＵＲＬをご覧ください。
http://saikyo.k-ba.com/members/lapgear/about.html